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日本プロゴルフ協会会長とシニアツアーを両立、プロゴルファー倉本昌弘

2017 8/3 12:07hiiragi
ゴルフ
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圧倒的な学生時代、日本学生ゴルフ選手権競技4連覇

2017年女子プロゴルファー宮里藍選手が年内限りで引退を表明した。ファンならずとも衝撃を受けたが、引退を機に2020年東京オリンピックの女子ゴルフコーチに推す声がある。中でも熱心なのが、五輪ゴルフ競技対策本部強化委員長でもある、日本プロゴルフ協会倉本昌弘会長だ。協会運営の傍らシニアツアーにも参戦する倉本会長は、プロゴルファーとしても数々の功績を残してきた。
倉本昌弘選手は1955年生まれ、広島県出身のプロゴルファーだ。10歳の頃よりクラブを握り、アマチュア時代から全国規模で活躍を見せ、数々の日本タイトルを獲得した。中でも日本大学ゴルフ部時代に達成した日本学生ゴルフ選手権競技4連覇は、誰も抜くことができないどころか、並ぶことさえもできていない。日本アマチュアゴルフ選手権競技でも2勝を挙げ、向かうところ敵なしの強さだったのだ。
1980年には3回目の日本アマチュアのタイトルを獲得するとともに、プロゴルフツアーの中四国オープンゴルフ選手権競技で優勝を飾り、日本中をあっと言わせた。1981年にはプロテストに合格、7月からプロゴルファーとしてスタートを切る。

プロ2年目全英オープンで4位に入る快挙

プロデビューの翌月8月には日本国土計画サマーズでツアー初優勝を遂げ、9月に中国オープンゴルフ選手権競技と全日空オープン、10月には東海クラシックで優勝と初年度ツアー4勝を挙げる。賞金ランキングでも青木功選手に次ぐ2位に着けた。
プロ2年目となった1982年は全英オープンに出場、ここでも素晴らしい活躍を見せる。
ロイヤルトルーンゴルフクラブ・オールドコースで開催されたこの大会には、日本からは青木功選手、中村通選手と倉本選手が出場、3人とも決勝に進む。青木選手、中村選手は波のあるスコアでトータル+5の20位タイで大会を終えたが、倉本選手は終始安定したスコアで-2をマーク、首位トム・ワトソン選手と2打差の4位タイと大健闘だった。この順位は全英オープン日本人ベストとして、2016年まで破られていない。2017年はどうなっているか注目したい。
1982年は国内のメジャーでも活躍を見せた。全英オープンの直後に行われた日本プロゴルフ選手権で初出場初優勝を成し遂げ、プロ転向からわずか1年あまりで男子プロゴルファーの頂点を極めたのだ。3日目、4日目が雨の中、4日間とも60台をマークしてトータル-14、2位に4打差をつけての堂々たる優勝だった。この年は中国オープンにも優勝して年間2勝を挙げるものの、賞金ランキングでは6位に終わってしまった。

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