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2023年8月にフィリピン、インドネシア、日本（沖縄）の3カ国で開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のグローバル・アンバサダーに、アメリカバスケットボール界のアイコン、カーメロ・アンソニー氏が就任した。
同氏はオリンピックの金メダルを3度獲得、NBA75周年記念チームにも選出され、現在NBAの歴代スコアランキングのトップ10に入るなど、輝かしいキャリアの持ち主。本大会ではグローバル・アンバサダーとして、先に発表したルイス・スコラ氏、パウ・ガソル氏とともに、大会のプロモーションとバスケットボール発展のための活動を世界中で展開していく。
アンソニー氏は2月24日に開催されるワールドカップ予選Window6のフィリピン対レバノン戦のためにマニラへ向かい、大会のプロモーションを行う。
カーメロ・アンソニー氏は2006年に日本で開催された世界選手権に出場。1試合平均19.9得点というスコアラーとしての活躍を見せるも、チームはギリシャに準決勝で敗れ3位。個人としてはオールスターファイブに選出された。
オリンピックにおいては、20歳で初出場した2004年アテネオリンピックで銅メダルに終わるも、2008年の北京大会ではコービー・ブライアント、レブロン・ジェームス、ドウェイン・ウェイドらNBAのスーパースターらとともに、アメリカに金メダルを持ち帰るべくして結成された代表チーム、通称 “Redeem（名誉挽回）Team”の一員として金メダルを獲得。その後2012年ロンドン大会、2016年リオ大会での全勝優勝に貢献した。
NBAでもNBA75周年記念チームに選ばれ、現在NBAの歴代スコアランキングのトップ10に入るなど、輝かしいキャリアを築いている。
今後アンソニー氏は大会を盛り上げるため、フィリピンでのWindow6への参加を皮切りに、同じくグローバル・アンバサダーに就任したルイス・スコラ氏、パウ・ガソル氏と共に、ワールドカップ本戦の組み合わせ抽選会を含む、ワールドカップのプロモーションに関する活動に参加する予定。
■ カーメロ・アンソニー氏コメント
「これまで世界の大舞台で誇りをもってアメリカ代表としてプレーしてきましたが、ワールドカップはバスケットボールの世界大会の中でも最も勝つことが難しい大会です。個性、才能、そして素晴らしいケミストリーを完璧なバランスで発揮しなければなりません。今年のワールドカップですべてのプレイヤーを応援し、世界中でバスケットボールが盛り上がることを楽しみにしています」
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