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パウ・ガソル氏がバスケW杯2023のグローバル・アンバサダー就任、スペインのレジェンド

2023 2/6 18:05SPAIA編集部
パウ・ガソル氏,ⒸFIBA
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ⒸFIBA

2006年W杯日本大会で優勝&MVP

2023年8月25日~9月10日にフィリピン、インドネシア、日本(沖縄)の3カ国で開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」において、スペインバスケットボール界のレジェンド、パウ・ガソル氏(42)がグローバル・アンバサダーに就任した。

ガソル氏は2002年~2014年の間、ワールドカップ3大会に出場し、2006年の日本大会ではスペインを優勝に導くとともに、自身もMVPに輝いた。五輪でも2度の銀メダルを獲得し、NBAでは2度のチャンピオンに輝くなど、世界のバスケットボール界の第一線で活躍した。

2021年の東京五輪で現役引退後も、2022年の女子バスケットボールワールドカップアンバサダー就任、国際オリンピック委員会選手委員を務めるなど、国際的なスポーツシーンでバスケットボールを代表する人物として活躍している。

本大会では、ガソル氏はグローバル・アンバサダーとして、先に発表したルイス・スコラ氏とともに、大会のプロモーションとバスケットボール発展のための活動を世界中で展開していく。ガソル氏のコメントは以下の通り。

「ワールドカップ2023のグローバル・アンバサダーとして、バスケットボールのレジェンドたちの素晴らしいチームの一員となれること、さらに真のレジェンドであり、また一番手ごわいライバルでもあったルイス・スコラと一緒に大会を盛り上げられることは、本当に光栄です」

パウ・ガソル氏略歴

1980年7月6日、スペイン・バルセロナ出身。身長216センチ。ワールドカップに3回出場し、スペインを優勝に導いた2006年日本大会では1試合平均21.2得点、9.4リバウンド、フィールドゴールパーセンテージが63.1%という驚異的な得点力を発揮し、怪我で決勝出場を逃しながらも大会MVPを受賞した。

五輪でも2008年北京大会と2012年ロンドン大会で銀メダル、2016年リオ大会では銅メダルを獲得。ユーロバスケットではスペインを2009年、2011年、2015年の3度優勝に導き、うち2大会でMVPを受賞した。

さらにスペイン人として2人目のNBA入りを果たし、オールスターに出場した初のスペイン人選手となった。2009年と2010年にはロサンゼルス・レイカーズでチャンピオンとなっている。

2021年東京五輪をもって現役を引退。今後、ガソル氏は昨年12月に同じくグローバル・アンバサダーに就任したルイス・スコラ氏と共に、ワールドカップ本戦の組み合わせ抽選会を含む、ワールドカップのプロモーションに関する活動に参加する予定。

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