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阪神・糸井嘉男は金本以来の強打者か 今季OPSは過去10年で球団内日本人トップ

2018 11/10 07:00青木スラッガー
バッター,ⒸShutterstock.com
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阪神の過去10年で出塁率・OPS日本人打者トップ 金本以来の強打者か

今シーズンのセ・リーグでは糸井以上のOPSを記録する打者が9名。パ・リーグには5名いた。しかし、ここ10年間の阪神では、2010年に47本塁打を放ったブラゼル(.902)のみだった。阪神で、OPS.900以上の日本人打者は、2008年の金本(.919)が最後となる。

規定打席以上のOPS

ⒸSPAIA

出塁率についても金本以来の記録となった。これに関しては、2008年よりさらに前のシーズンまでさかのぼる。規定打席に立って、出塁率.420以上を残した阪神の打者は、2005年の金本(.429)が最後。打率.327・40本塁打・125打点といういずれもキャリアハイの成績を残し、リーグMVPに輝いた。

規定打席以上の出塁率

ⒸSPAIA

OPSについて簡単におさらいする。なぜ出塁率と長打率を合計するのかというと、打率や出塁率、長打率単体よりも、得点への相関が高い指標になるからだ。出塁率単体に関しても、打率単体よりは得点への相関が高い。セイバーメトリクスの観点でいうと、糸井は阪神の過去10年で最も優れた日本人打者ということになる。

ただし、糸井が「金本2世」かというと、その表現には少し違和感がある。OPSはわかりやすく強打者を評価できる指標として優秀だが、より詳細に打者の特徴を知るためには、出塁率と長打率を個別に見なければならない。

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