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なぜカープは強くなったのか?Bクラス常連から脱却の秘密

2018 1/29 16:04Mimu
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Bクラス常連からセリーグを2連覇するまでに強くなったカープ

2016年・2017年と2年連続で、セリーグを制覇した広島東洋カープ。いまや、セリーグでもっとも安定感のあるチームではないだろうか。
充実した戦力は、黄金期の到来を予感させる。しかし、ここまでの道のりは決して順調ではなかった。

チームは2013年にAクラス入りをはたしたものの、これが実に98年以来15シーズンぶりのAクラス(球団創設1年目から18年連続Bクラス入りという記録も持っているが、それはチーム創設期の話であって、やや事情が異なっている)。
それまではずっとBクラスの常連チームであったのだ。それが今や、弱いカープはまったく想像できないほどにまで強くなった。一体なぜ、カープはここまで強くなることができたのだろうか。

ドラフト戦略が大きく変化!即戦力の選手たちが続々入団

1つめの要因としては、ドラフト戦略の成功が挙げられる。現在カープで活躍している選手を見ると、近年のドラフトで獲得した選手が多い。
野手の菊池涼介、田中広輔、鈴木誠也、投手の野村祐輔、大瀬良大地、岡田明丈、薮田和樹などだ。
鈴木は高校からの入団であるが、他の選手たちは大学・社会人からであり、いずれも即戦力と期待されて入団してきた選手たちだ。カープは以前と比べて、ドラフトで即戦力を獲得している。

この方向転換の裏には、ドラフト制度の変更がある。以前のドラフトには、自由獲得枠(希望入団枠)があったが、裏金問題などにより07年を最後に廃止され、08年のドラフトからは高校生・大学社会人に分裂していたドラフトも1つにまとめられた。

これがカープにとって追い風となった。資金力で後れをとるカープだったが、他球団に自由枠で入団していたような選手も、ドラフトで指名できるようになったのだ。
また1位で即戦力選手を獲得できると、2位以下も思い切った指名ができるようになる。こうして新戦力が整っていき、今のカープが形成されていったのだ。

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