2000本安打を目指すのは3選手
2017年シーズンは青木宣親選手(メッツ)、荒木雅博選手(中日)、阿部慎之助選手(巨人)、鳥谷敬選手(阪神)と4人が到達した2000本安打(※青木選手は日米通算)。名球会への入会資格となっている打者の勲章だ。2015年から3年連続で到達者が生まれているこの記録。
2018年シーズンに到達可能な選手は3人存在する。内川聖一選手(ソフトバンク)、福浦和也選手(ロッテ)、村田修一選手(巨人)の3選手だ。
内川選手は残り104安打の1896安打から2017年シーズンをスタートさせたものの、シーズン中の故障により到達できなかった。残り25安打となった2018年は開幕直後となる4月中の達成に期待がかかる。
福浦選手は現在1962安打と残り38安打。近年はレギュラーとしてではなく代打としての出場が多く、達成は五分五分といったところだろうか。
千葉ロッテマリーンズ(前身球団含む)一筋で2000本安打を達成したのは「ミスターロッテ」こと有藤通世選手ただひとり。球団史上ふたり目となる生え抜きの2000本安打達成に期待がかかる。
2018年シーズンはコーチ兼任となることも発表されており、他の選手を指導しながら大記録に挑む。
2011年オフに横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)から、FAで読売ジャイアンツに移籍した村田修一選手。
6年間巨人でプレーし通算安打は1865本となった。しかし、2017年オフにチーム事情から戦力外となり、新たな移籍先を探し残り135本に迫った2000本安打を目指すことになる。本人は「与えられた役割で頑張る」と語っているが、2000本安打達成のためにもレギュラー確保を目指して欲しい。
2018年シーズンにこの3選手は勲章を手に入れることができるのか今から楽しみだ。
【2018年に2000本安打到達が予想される選手】
内川聖一選手(ソフトバンク):現在1975安打/残25安打
福浦和也選手(ロッテ):現在1962安打/残38安打
村田修一選手(巨人):現在1865安打/残135安打
※所属は2017年所属チーム