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新天地で才能開花!?トレードで大田泰示はどう変化した

2017 9/13 14:03Mimu
ホームラン
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身体能力を生かした守備でもチームに貢献

守備面でも大きく貢献している。結局、陽岱鋼選手が抜けたセンターは、レフトの西川遥輝選手がコンバートされたことによって埋まってしまった。もともと俊足と強肩を行かした外野守備には定評があった大田選手は、主にレフトで出場。これだけの能力を持った選手がレフトを守れば、ヒットゾーンはグッと狭くなる。

特に大田選手の守備が光ったのは、5月31日、そして6月1日に行われたベイスターズ戦だ。まず31日の第1戦では、1点リードの5回表、2死二塁のピンチの場面で飛び出した。倉本寿彦選手のレフトの前にポトリと落ちるヒット、これを大田選手がすかさず捕球し、矢のようなバックホームを見せる。鋭い送球はワンバウンドでキャッチャーミットに収まり、見事にランナーをアウトにした。もしこれが失点になってしまっていれば、この日先発していた斎藤佑樹選手の623日ぶりの勝利も生まれなかっただろう。

さらに翌1日の試合では、3回表に桑原将志選手の放った大飛球を、見事にランニングジャンプキャッチ。ノーアウトだったため、これが抜けてしまうと無死2塁のピンチになってしまうところであったが、その芽を摘み取る見事なプレーであった。

北海道でノビノビとプレーできるのが大きい

7月6日の西武戦で足を痛めてしまったものの、ここまでの成績は上々だろう。前半戦終了時点での成績は、59試合 打率.263 10本塁打 25打点。長打率も.452と高い数字を残しており、彼のポテンシャル通りの活躍をし、三振も少なくなった。三振を恐れずにフルスイングした結果、三振数が少なくなるのだから、野球というスポーツはわからない。

ただ併殺打は11個記録しており、まだまだ粗さは残っている。しかしそういった結果を恐れず、しっかりとバットを振っているからこそ、この数字が残っているのだろう。大田選手の良さも悪さもすべて受け入れ、のびのびとプレーさせてくれる栗山監督の方針や、選手たち同士仲が良い日本ハムの雰囲気、いろいろなものがかみ合ったからこそ、今の大田選手があるのではないだろうか。これからもファンを沸かせるようなプレーに期待していきたい。


《関連データ》北海道日本ハムファイターズ 野手データ


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