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新人王最有力!中日・京田陽太の成長スピードの秘密とは

2017 9/13 14:03Mimu
野球,ボール,グローブ,バット
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守備面ではプロの打球に苦労していた

一方で守備に関しては、やや苦労していたようだ。プロの打球の速さに対応できず、球際でのプレーが雑になってしまうことが多かった。足の速さで多少はごまかせていたが、シーズン序盤はとにかくミスが多く、守備のミスで落としてしまった試合もあったほどだ。
学生時代から基本に堅実なプレーには定評があったが、プロではそれが仇となり、無理に正面に入ろうとしてミスになってしまう事もあった。しかし、今ではかなり改善されてきたように思う。

転機となったのは5月28日のヤクルト戦だ。この日の2回ランナー1塁の場面で鵜久森淳志選手の放ったセンター寄りのショートゴロを後逸。しっかりと取っていれば併殺だった打球だが、このプレーでピンチがさらに広がってしまい、打者一巡の猛攻に遭ってしまい6失点を喫してしまう。試合も1-7と大敗してしまった。このエラーがシーズン7個目、チーム内では最多の数字だ。

コーチ陣とのマンツーマン指導で守備力向上

ここから奈良原浩と森脇浩司両守備走塁コーチとのマンツーマン守備練習、さらに荒木雅博選手のアドバイスなどもあって、守備はかなり上達した。グラブさばきに足の運び、打球への入り方、ポジショニング、徹底的にたたき込まれた。3人とも守備の名手として知られた人物だったため、相当に充実した練習だったのだろう。

その結果、開幕から2ヶ月足らずで7個も記録したエラーが、その後オールスターまでの1ヶ月半でわずか1個と激減。持ち前の俊足がさらに生かされ、いまやセ・リーグのショートでは坂本勇人選手に次いで、2位の捕殺数(ゴロアウトの数)を誇っている。シーズンが始まってからにもかかわらず、ここまで打撃と守備両面で成長を見せた選手というのも、なかなかいないのではないだろうか。

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