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鮮烈な日本デビューを飾った中日・ビシエド選手

2017 8/25 10:07cut
basseball、シカゴ・ホワイトソックス
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史上初の新外国人選手による開幕3戦連発

2016年シーズン開幕戦で4番一塁としてデビューを果たしたビシエド選手。その開幕戦の第4打席で安打を放つと、最終打席となる第5打席で鶴直人選手(阪神)から来日第1号となるソロ本塁打を開幕戦で見事に放っている。日本デビュー戦を5打数2安打1本塁打1打点の成績で終え、幸先のよいスタートを切った。

圧巻だったのは開幕戦だけではなく3連戦トータルだった。2戦目は3打席連続ヒットを含む1本塁打。3戦目も第1打席で死球を受けるも第2打席で本塁打を放ち、第4打席まで3打席連続安打を達成した。

チームはこの3連戦で1勝2敗と負け越したものの、ビシエド選手は打率.615(13打数8安打)、3本塁打、5打点の成績を残している。メジャーリーグでシーズン20本塁打以上を2度も達成している実力の片鱗を見せてくれた。

新外国人選手が開幕3戦連続本塁打を放ったのは、史上初のできごとでもある。

この活躍でビシエド選手への注目は大きくなり、史上最強助っ人への期待は高まっていた。

好不調の波が激しく安定せず

開幕3連戦で3試合連続本塁打を放ち、絶好のスタートを切ったビシエド選手。4月は打率.347(98打数34安打)、9本塁打、23打点の成績を残し、セリーグの月間MVPを受賞する。来日1年目の外国人野手が初月で月間MVPを獲得したのは、セリーグ史上初のことだった。

しかし、好調は長く続かず5月(打率,260)、6月(打率.184)と調子を落とす。特に6月は23試合に出場したものの、2本塁打となっており、完全なスランプに陥っていた。このまま失速するかに思われたビシエド選手だが、7月に入ると復調。打率.311(90打数28安打)、5本塁打、17打点と調子を取り戻す。キューバ出身らしく夏場に向けて好調の波が戻ってきたようにみえた。

8月に更なる活躍が期待されたが、守備中のアクシデントで足を故障し登録抹消となってしまう。およそ1カ月後の9月中旬に一軍復帰を果たすが、チームもクライマックスシリーズを目指すようなゲーム差ではなかったことから、無理はさせず、代打のみでの出場となった。復帰初打席から2打席連続で死球を受けるなどもあったが、打率.375(8打数3安打)、1本塁打、2打点と結果を残しシーズン終了。

1年目のビシエド遠手は鮮烈な開幕3連戦から、消化不良気味のシーズン終盤となってしまった。

【ビシエド選手・2016年成績】
119試合:打率.274(416打数114安打)、22本塁打、68打点

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