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初心者にもわかりやすい!セ・パ交流戦のルール5選


野球

プロ野球の序盤戦における最大のハイライトは、5月末から始まるセ・パ交流戦だ。 2005年から始まり今ではすっかり定着しているが、セ・リーグとパ・リーグのチームが戦うという以外は詳しいルールを知らない方にむけて交流戦のルールを説明する。

DH制はパ・リーグの主催試合のみ行われるルール

セ・リーグとパ・リーグにおける最も明確な違いとして有名なのは「DH制」だ。DHとは「Designated Hitter」の頭文字をとった言葉で、日本語では「指名打者」とも訳される。指名打者は打力が低い投手の代わりに打席に入ることができる。
DH制を採用しているパの主催試合では、セパの球団はともに投手の代わりに指名打者を置くことができるというわけだ。逆に、セの主催試合ではパの投手は打席に入らなければいけない。 2014年はセ主催の試合でDH制を採用するという逆の試みが行われたが、翌15年は再び元に戻った。

賞金の振り分け方にもルールがある

交流戦は優勝するの何がもらえるのか、という疑問も湧いてくるだろう。2017年現在のルールでは、交流戦ではチームの勝利も大事だが、リーグとしての勝利も重要な要素となる。セ・パの球団が対戦し、通算勝利数が多いリーグの1位から6位まで順位順に賞金が分配される(1000万円から100万円まで)仕組みだ。
では、負けたリーグは何ももらえないかといえば、そんなことはない。負けた方のリーグでも全球団の中で勝率が1位となれば、500万円が与えられる。MVPは勝ち越しリーグの1位球団から、スポンサー名がついた「日本生命賞」はセ・パ球団から1人ずつ選ばれる。

リーグの異なる全6球団と3試合ずつ戦うルール

2017年におけるセ・パ交流戦の試合数は全108試合だ。1チームはリーグの異なる全6球団と3試合ずつ対戦するので、計18試合を戦うことになる。
各チームはホームとビジターの試合を9試合ずつ行うが、同一カードは隔年でホームとビジターを入れ替えることになっている。例えば、2017年の交流戦では巨人と楽天が戦う試合の主催は楽天となるが、不公平をなくすため、翌18年は巨人の主催試合となることが決まっている。

ドラフト会議におけるウェーバー権のリーグ順を決めるルール

ペナントレースの終了後、10月に開かれるプロ野球のドラフト会議も、交流戦の結果が響いてくるということを知らない方は意外と多いだろう。
交流戦において勝利数の多かった「勝ちリーグ」は、ドラフト2巡目以降の指名を先に行うことができるのだ(1巡目は抽選入札なので関係ない)。例えばパが交流戦の勝ちリーグとなった場合、その年のドラフト2巡目以降はパの最下位球団から優先して選手を指名することができるという仕組みだ。

予告先発ルールは2012年から採用

天候や照明の故障といった理由などにより勝敗が決しなかった場合、後日に試合の続きを行う「サスペンデッド」はない。また、1994年にパが全試合に導入していた予告先発は、セの全試合でも導入された2012年から採用されている。
このように、交流戦のルールは数年に一度見直される形でどんどん姿が変わっていった。顕著なのは試合数で、導入当初は1チームがホーム・ビジターで3試合をする合計36試合が行われていたものの、2007年からは2試合ずつの24試合、15年以降は上記に書いた18試合と、どんどん少なくなっている傾向が見られる。

まとめ

セ・パ交流戦は、ペナントレースにはない独特のルールで戦う面白さも見どころの一つだということがお分かりいただけただろうか。 ちなみに、2005?16年のリーグ戦績は11勝1敗でパが圧倒的に優位だ。 交流戦の成績はペナントレースにも組み込まれるので、他のリーグが相手だろうと決して気を抜くことはできない。セ・パの熱い戦いに今季も注目しよう。

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