10勝3敗、防御率1.91の村上

優勝マジック16の首位・阪神は26日から横浜に乗り込み、DeNAと3連戦。初戦は村上頌樹が先発する。
今季は20試合で10勝3敗、防御率1.91。一昨年のMVP右腕が2年ぶりの2桁勝利に到達している。
DeNA戦登板は7月4日の1試合のみで、7回5安打1失点で勝ち投手。その日も相手先発はアンソニー・ケイで味方打線は1点も取れなかったが、8回から登板した2番手・伊勢大夢から2点を奪って逆転し、村上に白星が転がり込んだ。
阪神打線はケイと相性が悪いため、村上としては先制点を与えないことが勝利への近道だろう。立ち上がりに注意して自分のペースをつかみたい。
チームは勝てばセ・リーグ一番乗りの70勝に到達。栄光のゴールまで一気に突っ走るか。
6勝6敗、防御率2.00のケイ
一方、DeNA先発のアンソニー・ケイは18試合で6勝6敗、防御率2.00。白星はなかなか増えないものの防御率はリーグ4位と安定している。
予定では16日の中日戦に先発するはずだったが、腰の違和感のため登録抹消。前回9日の巨人戦から中16日と間隔が空いており、コンディションがポイントのひとつと言えるだろう。
阪神戦は5試合で0勝2敗ながら防御率0.82と抑え込んでいる。1勝もしていないのが不思議なくらいだが、5試合ともクオリティスタート(6回以上自責点3以下)を記録している。
チームは借金4で巨人と2.5差の3位。逆転日本一を果たした昨季に続く連覇を目指すためにも、まずは巨人を追い抜きたい。阪神と好相性のケイが“虎退治”して今季初白星をつかむか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
中日・K.マラー-ヤクルト・小川泰弘(バンテリンドーム)
広島・床田寛樹-巨人・戸郷翔征(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-ソフトバンク・大関友久(弘前)
西武・渡邉勇太朗-日本ハム・達孝太(ベルーナドーム)
オリックス・片山楽生-ロッテ・石川柊太(京セラドーム大阪)
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