2勝1セーブ5ホールド、防御率2.57の木村

ロッテ木村優人が19日の楽天戦(ZOZOマリン)に先発する。霞ケ浦高から2023年ドラフト3位で入団した20歳。2年目の今季は開幕一軍を果たし、ここまで18試合で2勝1セーブ5ホールド、防御率2.57の成績を残している。
当初は中継ぎだったが、6月から先発に転向して7月2日の楽天戦で6.2回3失点と好投してプロ初勝利を挙げた。
身長184センチ、体重92キロの恵まれた体格から投げ下ろすストレートは平均148キロ。変化球もスプリット、カットボール、カーブ、チェンジアップなどを駆使して一軍で通用する実力を証明している。
楽天戦は初勝利の試合も含めて4試合で1勝1敗、防御率2.31と好相性。前回8月2日の西武戦から中16日と間隔が空いたが、「調子はいいと思います。間隔がだいぶ空いてはいますけど、その間にブルペンでの球数を増やしたり、変化球の練習をしたりとしっかりとこだわりを持って取り組んでこれたと思います。自分のピッチングをして、相手を上回って、チームが勝つことがすべてだと思います」とコメントしており、不安はない。
今季は最下位に低迷するロッテだが、若い芽も少しずつ育っている。20歳の右腕には来季につながる力投を期待したい。














