カンテレ『鶴瓶×球児のスポーツな噺 8SPORTS 年の瀬スペシャル』に出演
阪神・藤川球児監督がカンテレのスポーツ番組『鶴瓶×球児のスポーツな噺 8SPORTS 年の瀬スペシャル』(12月27日午前9時50分~、関西ローカル)に出演する。
番組では藤川監督就任に至るまでの知られざる経緯と理由を、監督自身の言葉で打ち明ける。新監督として「向上心はあるけど、欲は一切ない」。その確固たる意志の真相に迫る。
さらに、今年日本一に輝いたDeNA・三浦大輔監督と、藤川監督が「最大のライバル」と称する巨人・阿部慎之助監督から、特別にメッセージVTRが到着。鶴瓶を前に藤川監督の“野球人”としての本音があふれ出す。
また、パリ五輪で日本勢第1号の金メダルを獲得した柔道女子48キロ級・角田夏実がスタジオに登場。「金メダルどころかオリンピックに出られるとも思っていなかった」と話す角田が、出場を決めるまでの経緯、そして代名詞ともいえる巴投げを始めたきっかけを語る。
さらに、東京五輪で2つの金メダルを獲得した競泳の大橋悠依もスタジオに登場。パリ五輪を戦い抜き、今年10月に現役を引退と、華々しい功績を残して第二の人生を歩み始めた大橋だが、大学時代にスポーツ貧血になり、競技人生の
どん底を味わったこともあったという。苦しい時期を支えた恩師の言葉、そして寄り添い続けた母の特製手料理に、一同は感嘆の声をあげる。
Ⓒカンテレ
「スポーツと人生をどう組み合わせていくのか勉強になります」
ほかにも柔道の阿部詩がリモート出演、大相撲の大関・大の里、陸上の桐生祥秀、競馬の武豊らのインタビューなどもある。
収録を終えた鶴瓶は「本当にいい番組、最高の番組です。これが僕にとって初めてのスポーツ番組ですが、好きなことを好きなだけ、本人を目の前にして話せるなんて、こんな幸せなことはありません」と笑みを浮かべ「今回は“よくこれだけ集めたな”と思うほど、すごいアスリートたちが来てくれました。特に角田選手と詩選手の柔道家同士の噺なんかは“そんなところまで考えて試合に臨んでいるんだ”と初めて知ることができておもしろかったです」と満足げに語った。
また「僕は球児さんとしかこの番組をやるつもりはありません。本当に楽しいので来年もできたらうれしいですが、これからは球児さんの立場が変わると思うので…」と不安そうに明かすと、藤川監督は「ぜひ毎年お願いします!来年は“いい答え”を持ってまた帰ってきますので」と前向きにコメント。
「僕の方こそ、また鶴瓶さんのお話を聞かせてもらうつもりが、まさか自分がこんな展開になっているとは…。この番組では、挫折したアスリートがもう一度立ち上がる姿を見られるので、スポーツと人生をどう組み合わせていくのかすごく勉強になります。今回も、角田選手や詩選手、大橋さんがどのような運命をたどってきたのか、そして周りで支えられていた方々の知られざる裏側も知ることができてすごく楽しかったです。阪神にもいろいろな思いを持った選手がいるので、僕は監督として向き合っていきたいと思います」と力を込めた。
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