「来シーズン優勝を勝ち取れるように、チームに貢献できればと思います」
阪神は29日、FA権を行使していた大山悠輔内野手(29)が残留すると発表した。
プロ8年間で137本塁打を放っている大山には巨人が阪神を上回る条件提示をしたと伝えられ、初めて阪神から巨人へ流出するかと危惧されていた。巨人側から熱烈なラブコールを受けた大山が阪神の球団納会に欠席したこともって、半ば諦めムードも広がっていたが、結果的には藤川球児新監督を迎えたチームにとって今オフ最高の吉報が舞い込んだ。
来季は節目の150本塁打、さらに1985年の掛布雅之、岡田彰布以来記録されていない生え抜き選手による30発が期待される。球団公式HPに掲載された大山のコメントは以下の通り。
「この度、FA権を行使させていただいておりましたが、来年からも阪神タイガースでお世話になることに決めました。これまで同様、しっかり覚悟を持って戦っていきたいと思いますし、まずは来シーズン優勝を勝ち取れるように、チームに貢献できればと思います」
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