ソフトバンクから最多5名選出、4名は初受賞
2024年のプロ野球を彩った“守備の名手”を表彰する『第53回三井ゴールデン・グラブ賞』の受賞者が12日に発表された。
パ・リーグでは、4年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたソフトバンクから最多の5名選出。捕手部門で甲斐拓也が2年ぶり7回目の受賞を果たしたほか、投手部門のリバン・モイネロ、一塁手部門の山川穂高、三塁手部門の栗原陵矢、外野手部門の周東佑京は嬉しい初受賞となった。
各選手のコメントと、『第53回三井ゴールデン・グラブ賞』受賞者は以下の通り。
コメント
▼ 投手:リバン・モイネロ(初受賞)
「このような賞をいただけてとても光栄です。チームのために投げることが自分の仕事ではありますが、一人では取れない賞でもあると思います。これからも変わらずチームのために、そしてファンの皆さんに喜んでいただけるプレーをしたいと思います」
▼ 捕手:甲斐拓也(2年ぶり7回目)
「2年ぶりにまたこうやって受賞できたことはとても嬉しく思いますし、7回目という数字を見て、これまで歩んできた道を誇りに思います。これからも自分の長所を活かして、プロの世界でしっかりと頑張っていきたいと思います」
▼ 一塁手:山川穂高(初受賞)
「自分には一番無縁だと思っていた賞だったので、素直に嬉しいです。とにかく下手だった自分に黒田哲史コーチ(埼玉西武ライオンズ二軍野手コーチ)が2年間一日も欠かさず特守をしてくださったおかげで頂けた賞だと思いますし、一番感謝しています。これからも一日一日を丁寧に、野球を頑張っていきたいと思います」
▼ 三塁手:栗原陵矢(初受賞)
「いろんなポジションを守ってきた自分が取れるとは思っていなかったですし、取りたかった賞なので素直に嬉しいです。ホークスの選手が数名いるのも嬉しいと同時にもっと頑張ろうという気にさせてもらえます。1年取ったら2年、2年取ったら…と狙っていけるようこれからもしっかり頑張ります」
▼ 外野手:周東佑京 選手(初受賞)
「ずっと欲しかった賞なので、受賞できてとても嬉しいく思います。1年間試合に出場した証でもありますし、頑張ってきて良かった、と痛感しています。偉大な先輩たちがたくさんいらっしゃいますが、早く今宮さん(今宮健太選手 受賞5回)に追いつけるよう、これからも頑張ります」
『第53回三井ゴールデン・グラブ賞』受賞者
▼ セントラル・リーグ
投:菅野智之(巨人/4年ぶり5回目)
捕:山本祐大(DeNA/初受賞)
一:岡本和真(巨人/初受賞) ※三塁手で2回受賞
二:吉川尚輝(巨人/初受賞)
三:坂本勇人(巨人/初受賞) ※遊撃手で5回受賞
遊:矢野雅哉(広島/初受賞)
外:秋山翔吾(広島/初受賞) ※パ・リーグで6回受賞
外:岡林勇希(中日/3年連続3回目)
外:近本光司(阪神/4年連続4回目)
▼ パシフィック・リーグ
投:リバン・モイネロ(ソフトバンク/初受賞)
捕:甲斐拓也(ソフトバンク/2年ぶり7回目)
一:山川穂高(ソフトバンク/初受賞)
二:小深田大翔(楽天/初受賞)
三:栗原陵矢(ソフトバンク/初受賞)
遊:源田壮亮(西武/7年連続7回目)
外:辰己涼介(楽天/4年連続4回目)
外:周東佑京(ソフトバンク/初受賞)
外:万波中正(日本ハム/2年連続2回目)
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