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【月間MVP】セはヤクルト吉村貢司郎と巨人・岡本和真、パは日本ハム伊藤大海とソフトバンク栗原陵矢

2024 10/22 13:31SPAIA編集部
巨人・岡本和真,ⒸSPAIA
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吉村は4勝、防御率1.04、岡本は打率.351、6本塁打

プロ野球の9・10月度「大樹生命月間MVP賞」が22日発表され、セ・リーグはヤクルトの吉村貢司郎と巨人の岡本和真、パ・リーグは日本ハムの伊藤大海とソフトバンクの栗原陵矢が受賞した。

吉村は5試合34.2回を投げ、リーグトップの4勝、リーグ2位の防御率1.04をマーク。9月4日の巨人ではプロ初完封で6勝目を挙げた。シーズンを通して先発として活躍し、チームトップタイの9勝。入団2年目で初受賞となり、ヤクルトの投手部門では、2022年6月度の小川泰弘以来となった。

岡本は25試合に出場して打率.351、6本塁打、18打点、リーグトップの出塁率.427と好成績。9月15・16日の中日戦、19日のDeNA戦・20日の広島戦でいずれも2試合連続本塁打を放つなど優勝に貢献した。今季は全試合4番として出場し、リーグ2位の27本塁打、83打点を記録。自身としても、巨人の打者部門としても、昨年6月度以来(3度目)の受賞となった。

伊藤は4勝、防御率1.32、栗原は打率.320、24打点

伊藤は5試合に先発してリーグトップタイの4勝。登板した全試合でクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)を記録した。9月10日の西武戦、18日のソフトバンク戦で2試合連続完封。26日の楽天戦でも1失点完投勝利を挙げ、防御率1.32をマークした。

栗原は26試合に出場してリーグトップの24打点、14二塁打、リーグトップタイの33安打を記録。打率.320、本塁打も5本放つなど好成績を残した。10月3日の楽天戦では、1948年に笠原和夫氏(南海)が記録したシーズン40二塁打の球団タイ記録をマーク。殊勲打も月間9本(先制打8、同点打1)を放ち、持ち前の勝負強さで4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。  

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