身長189センチ、急成長の24歳・前田純
ソフトバンク2年目の24歳左腕・前田純が29日の日本ハム戦(エスコンフィールド)でプロ初登板初先発する。
中部商高から日本文理大を経て2022年育成10位で入団。189センチの長身からキレの良いストレートとスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップを投げ、今年5月には2試合16回を投げて無失点でファーム月間MVPに輝いた。
7月24日に念願の支配下選手登録。今季はウエスタン・リーグで10勝4敗、防御率1.95をマークしている期待のホープだ。
10月1日のオリックス戦(みずほPayPayドーム)では2023年ドラフト1位・前田悠伍が先発予定。同姓で同じ左腕の19歳ルーキーより2日早い一軍デビューで存在感を示したい。
チームは優勝を果たし、これからポストシーズンに向かうが、前田純にとっては来季以降を睨んだ貴重なマウンド。日本ハム打線を相手にどんな投球を見せるか楽しみだ。
プロの投球を見せつけたい通算58勝の加藤貴之
一方、日本ハムは加藤貴之が先発。今季は25試合に登板して自身初の2桁となる10勝8敗、防御率2.65をマークしている。
抜群のコントロールと多彩な変化球を投げ分ける左腕。3年連続で規定投球回に到達した上で防御率2点台と高い安定感を誇る。
優勝は逃したものの、新庄剛志監督はCSを勝ち抜いて日本一を狙うと公言。そのためにも加藤の存在は欠かせない。
相手先発は一軍デビューの前田純。通算58勝左腕の加藤がプロの厳しさを教えるような投球を見せつけるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・瀧中瞭太-オリックス・宮城大弥(楽天モバイル)
西武・與座海人-ロッテ・小島和哉(ベルーナドーム)
【セ・リーグ】
ヤクルト・M.ヤフーレ-巨人・F.グリフィン(神宮)
阪神・才木浩人-DeNA・東克樹(甲子園)
広島・常廣羽也斗-中日・髙橋宏斗(マツダスタジアム)
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