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阪神逆転Vへマツダ無敗の大竹耕太郎が先発 CS進出へ背水の広島は大瀬良大地で必勝期す

2024 9/27 11:00SPAIA編集部
広島・大瀬良大地と阪神・大竹耕太郎のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

敵地で7戦7勝の大竹耕太郎

広島・大瀬良大地と阪神・大竹耕太郎のインフォグラフィック


首位巨人と2ゲーム差の2位・阪神は逆転Vへ負けられない中、大竹耕太郎が27日の広島戦(マツダスタジアム)に先発する。

7年目左腕は今季ここまで22試合に先発して10勝4敗、防御率2.90をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も14度記録するなど、安定感のある投球を見せている。前回登板した16日のヤクルト戦(甲子園)では、6回104球を投げて5四球と珍しく制球を乱すも、3安打7奪三振無失点にまとめ、2年連続となる2ケタ勝利を達成したそこから中10日で今日の登板を迎える。

広島戦には今季5試合に登板して3勝1敗、防御率1.93と好相性。8月10日(甲子園)の登板で初黒星こそ喫したが、敵地マツダスタジアムに限れば、通算7戦7勝と無類の強さを誇る。

残りラスト5試合。球団初のリーグ連覇へ1つも落とすことができない状況の中、鯉キラーがチームを勢いづけるべく、先陣を切る。

9月は0勝3敗、防御率6.91と絶不調の大瀬良大地

一方、広島の先発は大瀬良大地。今季はここまで22試合に先発して6勝6敗ながら、リーグ4位の防御率1.86をマークし、QSも15度記録するなど、先発陣の柱としてけん引している。

ただ、9月は3試合に登板して0勝3敗、防御率6.91と急失速。前回登板した20日の巨人戦(マツダスタジアム)でも、5回85球7安打4失点と試合を作れず、首位相手に痛い敗戦を喫した。そこから中6日で今日の登板に臨む。

阪神戦には今季6試合に登板し、2勝1敗、防御率2.00の好成績。ただ、直近2試合は4.1回5失点(9月13日・甲子園)、5.2回1失点(8月24日・マツダ)といずれも回の途中で降板と、後味の悪い結果だった。

エースの調子に呼応するかのように、チームも9月は4勝18敗と大失速で借金生活に突入。優勝争いどころかクライマックスシリーズ進出へも黄信号が灯っている。CS進出へ復活の好投なるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・井上温大-中日・梅津晃大(東京ドーム)

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