23日から最後のソフトバンク3連戦
阪神は2025年から二軍本拠地を兵庫県尼崎市の小田南公園へ移転する。それに伴い、1994年10月に竣工して以来、多くの若虎が汗を流してきた阪神鳴尾浜球場は2024シーズンをもって30年の歴史に幕を下ろす。
9月23日から開催される阪神vsソフトバンク3連戦が最終カード。CSデジタル放送のスポーツ専門チャンネル・GAORA SPORTSでは「ありがとう鳴尾浜!」と題し、3試合を生中継。歴代二軍監督の掛布雅之氏、矢野燿大氏らがVTR出演し、鳴尾浜への想いを語る。
さらに、最終戦となる25日は、試合開始30分前から直前情報を現地から放送。阪神OBの井川慶氏と熱烈なタイガースファンとして知られる俳優・中江有里さんが出演する。
■掛布雅之氏コメント
「とても大切な場所。本当にいろんな選手を鳴尾浜で見てきて、自分の子どもよりも若い選手と野球してきたので、若返らせてくれたし、刺激をもらえた場所です。一番忘れない選手は横田でしょう。横田と二人三脚で野球をしてきて、継続する力がすごくある選手だと思いました。人間的にも素晴らしい、横田はみんなから好かれる選手でしたよ」
■矢野燿大氏コメント
「現役最後のプレーをした場所であり、監督の第一歩を踏み出した場所でした。(鳴尾浜球場がなくなるのは)寂しいですね、やっぱり僕的には寂しいです。(鳴尾浜では)やっぱり横田の印象がすごく強くて。苦しい状況でも、今やれる全力をやるという本当のプロの姿勢を見られたというのが一番強く印象に残っていますね」