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逆転CSへ楽天の新エース・早川隆久が日本ハム3連戦で先陣 現在5連勝中の加藤貴之と対決

2024 9/14 11:00SPAIA編集部
楽天・早川隆久と日本ハム・加藤貴之のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

今季の日本ハム戦防御率2.08の早川隆久

楽天・早川隆久と日本ハム・加藤貴之のインフォグラフィック


前回登板で自身初の2ケタ10勝に到達した楽天・早川隆久が14日、逆転でのクライマックスシリーズ進出を目指し、日本ハムとの3連戦(楽天モバイル)の初戦に先発する。

4年目左腕はここまで21試合に先発して10勝4敗、リーグ2位の防御率2.19、QS(6回以上自責点3以下)も16度記録するなど、先発陣の大黒柱として安定感抜群の投球を見せている。

前回登板した6日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、8.2回126球を投げて4安打1失点の力投で、自身初、球団左腕としても初の2ケタ勝利を達成した。そこから中7日で今日の登板を迎える。

日本ハム戦は今季4試合に登板して防御率2.08、3度QSを記録するもここまで勝敗はつかず。前回対戦した8月27日(エスコンF)の登板では、7回104球7安打2失点と粘り強いピッチングを見せており、今日も好投が期待される。

チームは残り19試合で3位ロッテと3.5差の4位。次カードでそのロッテとの直接対決2連戦を控えているだけに、それまでに少しでも差を詰めておきたいところ。今季の勝ち頭が自身の投球でチームを勢いづける。

自己最多9勝目挙げた加藤貴之

一方、日本ハムの先発は加藤貴之。今季はここまで23試合に先発して9勝7敗、防御率2.53、QSは15度記録している。前回登板した7日のオリックス戦(エスコンF)では、7回96球を投げて6安打1失点と好投し、自己最多となる9勝目を挙げた。そこから中6日で今日の登板に臨む。

楽天戦には今季3試合に先発し、2勝1敗、防御率3.79の成績。今季初対戦となった5月25日(楽天モバイル)の登板では、9回4安打無失点で完封勝利を飾ったが、その後の2登板はいずれも5回4失点とピリッとしない内容だった。

チームは9月に入って首位ソフトバンクに連勝するなど6勝2敗と好調。自身5連勝中の9年目左腕がさらに上昇気流に乗せることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
西武・羽田慎之介-ロッテ・小島和哉(ベルーナドーム)
オリックス・L.カスティーヨ-ソフトバンク・L.モイネロ(京セラD大阪)

【セ・リーグ】
巨人・井上温大-ヤクルト・高橋奎二(東京ドーム)
DeNA・石田裕太郎-中日・福谷浩司(横浜)
阪神・才木浩人-広島・森翔平(甲子園)

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