5月31日以来の一軍登板となる青柳晃洋
阪神の青柳晃洋が本日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)で、5月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、約2カ月半ぶりの一軍マウンドに上がる。
青柳は今季2年連続で開幕投手を務めたが、ここまで8試合に登板して1勝3敗、防御率3.83、QS(6回以上自責点3以下)は3度記録。6月1日に出場選手登録を抹消された後、二軍で調整を進めていた。
その間、ファームでは8試合に登板し、直近3戦は17イニングを投げて2失点。15日のオリックス戦(鳴尾浜)では、5回82球3安打無失点と順調な仕上がりを見せ、中6日で復帰登板に臨む。
ヤクルト戦には今季3試合に登板して0勝2敗、防御率4.70。村上宗隆には6打数2安打1本塁打、長岡秀樹には6打数4安打など、被打率.283とツバメ打線に打ち込まれていた。二軍での調整を経て、本来のボールのキレを取り戻すことができたのか。真価の問われる登板となる。
対虎は1勝1敗、防御率2.65のヤフーレ
一方、ヤクルトの先発はヤフーレ。今季来日した助っ人右腕は、ここまで18試合に登板(先発は17試合)して5勝9敗、防御率3.67、QSは9度記録している。前回登板した13日の中日戦(神宮)では、5.2回108球を投げて8安打4失点で黒星を喫した。そこから中8日で今日の登板を迎える。
阪神戦には今季3試合に先発し、1勝1敗、防御率2.65、QSは1度記録。前回登板した今月6日の試合(神宮)では、5回91球を投げて8安打3失点だった。近本光司には7打数3安打、佐藤輝明には6打数3安打1本塁打と打たれており、左打者をいかに抑えるかが好投のカギを握る。
チームは3位・阪神に連敗し、カード負け越しが決定。クライマックスシリーズ進出圏内まで10ゲーム差に広がってしまった。今日のカード最終戦で一矢報いることができるか。助っ人右腕にかかる期待は大きい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-広島・アドゥワ誠(東京ドーム)
DeNA・A.ジャクソン-中日・松葉貴大(横浜)
【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-オリックス・高島泰都(ベルーナドーム)
ロッテ・佐々木朗希-日本ハム・加藤貴之(ZOZOマリン)
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