球宴ではまさかの1回5失点乱調
抜け出すチームなく混戦模様のセ・リーグ。首位・巨人を追いかけたい広島とDeNAの対決で、リーグ屈指の左腕によるマッチアップが実現する。
広島の予告先発は床田寛樹。今季はここまで16試合の登板でリーグトップタイの9勝(5敗)をマーク。防御率1.71もリーグ5位と安定した投球でチームを支えている。
勝てばリーグ最速で2ケタ10勝に到達。並んでいる巨人・菅野智之から一歩前に出てハーラーダービー単独トップに躍り出る。
前回登板のオールスター第2戦では3番手で登板して1回5安打5失点(自責は2)という大乱調だったが、切り替えて大事な後半戦初戦に臨みたい。
対照的に1回無失点だった東
対するDeNAもエース左腕・東克樹を立てて必勝を期す。
今季はここまで16試合の登板で8勝1敗、防御率1.92で勝率も.889。最多勝と最高勝率の二冠に輝いた昨年に引き続き圧巻のパフォーマンスを見せている。
こちらもオールスター戦以来の登板となるが、床田とは対照的に東は1回無失点。不安なくお祭りを終え、良い形で後半戦初戦を迎えることができそうだ。
ただし、7月まで負け知らずの快進撃を続けていた中、前半戦最後の試合で今季初黒星をつけられたのが広島だった。2週間前のリベンジを成し遂げ、再び連勝街道を突き進むことができるだろうか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
中日・松木平優太-ヤクルト・サイスニード(バンテリンドーム)
阪神・及川雅貴-巨人・グリフィン(甲子園)
日本ハム・山﨑福也-オリックス・齋藤響介(エスコンF)
楽天・古謝樹-ソフトバンク・大津亮介(楽天モバイル)
ロッテ・メルセデス-西武・青山美夏人(ZOZOマリン)
【関連記事】
・セ・リーグ球団別週間MVP 阪神・森下翔太が12球団トップ!広島・坂倉将吾、ヤクルト赤羽由紘も大暴れ
・パ・リーグ球団別週間MVP 日本ハム松本剛がリーグ1位、ソフトバンク正木、ロッテ佐藤都が打撃開眼
・全49代表決定!『第106回全国高等学校野球選手権大会』は8月7日開幕