今季リーグダントツ5完投記録している小島和哉
本日からZOZOマリンスタジアムで行われるロッテ-西武の3連戦。初戦の先発はロッテが小島和哉、西武が隅田知一郎と発表。ともに前回登板で完投負けを喫した両左腕が対決する。
ロッテ先発の小島は今季ここまで16試合に先発して7勝(7敗)を挙げるも、防御率4.11と不本意な投球が続いている。
ただ、前回登板した19日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では9回116球を投げ、2安打2失点と力投。打線の援護なく黒星を喫したが、リーグダントツ5度目の完投と持ち味である粘り強い投球を見せていた。
西武とは今季7月5日にベルーナドームで1度対戦し、6.2回96球を投げて5安打9奪三振3失点の内容で、白星を挙げている。昨季も6試合に先発して5勝無敗、防御率2.13と好相性な相手だけに、今日の登板でも好投が期待される。
後半戦初登板に向け「オールスター休みを挟んで初めての先発登板。この間、しっかりと調整をしてきましたし休養をとることもできました。ここからどんどんどんどんスパートをかけていけるようにしたいです。そのためにもまずは後半戦最初の登板が大事。チームの勝利に貢献できる投球が出来るように頑張ります」と意気込む左腕。後半戦白星スタートで波に乗りたいところだ。
前回対戦から3連敗中の隅田知一郎
一方、西武先発の隅田は今季ここまで16試合に先発してチームトップタイの6勝(8敗)を挙げ、防御率3.05をマーク。QS(6回以上自責点3以下)は9度記録するなど安定感のある投球を見せている。
前回登板した21日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)では、9回101球を投げて7安打7奪三振無四球1失点と力投するも、打線の援護なく完投負けを喫した。そこから中8日あいて今日の登板を迎える。
今季ロッテとは敵地で2度先発し、0勝2敗、防御率3.86の成績。直近では7月6日に対戦し、7.1回99球8安打4失点と粘り切れず、今季6敗目を喫した。この試合から現在3連敗中の左腕。チームのロッテ戦11連敗とともに今日でこの悪い流れを断ち切ることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
日本ハム・金村尚真-オリックス・A.エスピノーザ(エスコンF)
楽天・早川隆久-ソフトバンク・L.モイネロ(楽天モバイル)
【セ・リーグ】
中日・髙橋宏斗-ヤクルト・M.ヤフーレ(バンテリンドーム)
阪神・才木浩人-巨人・山﨑伊織(甲子園)
広島・玉村昇悟-DeNA・濵口遥大(マツダスタジアム)
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