二軍で防御率1.54と安定した数字残している細野晴希
日本ハムのドラフト1位ルーキー細野晴希が、雨天中止の影響で振り替えとなった18日の阪神戦(甲子園)でプロ初登板初先発する。
最速158キロを誇る左腕は、東京・東亜学園高から東洋大を経て入団。左肩の違和感などで出遅れたが、4月20日に二軍のイースタン・リーグ、オイシックス戦(鎌ヶ谷)で実戦デビュー。その後、順調に登板を重ね、ここまで7試合に登板して防御率1.54、奪三振率7.71をマーク。23.1イニングを投げて被本塁打はゼロと安定した数字を残している。
前回登板した7日の巨人戦(ジャイアンツ球場)では、自己最長となる5.2回83球を投げて2安打7奪三振、無失点と好投。そこから中10日で初の一軍マウンドに上がる。
聖地でベールを脱ぐ期待の剛腕の相手は、東洋大の3学年先輩にあたる村上頌樹。胸を借りるつもりで持ち味である思い切りのよい投球を披露し、プロデビュー戦での初勝利を目指す。