C.C.メルセデスは巨人時代の阪神戦防御率2.81
2試合連続サヨナラ勝ちで19年ぶり11連勝と破竹の快進撃を続けるロッテは、2日の阪神戦(ZOZOマリン)にC.C.メルセデスが先発する。
今季は8試合に登板して1勝1敗と勝ち星には恵まれていないものの、防御率1.50と安定。前回25日のソフトバンク戦は8回3安打無失点で今季初勝利を挙げた。
188センチの長身から球威のあるストレートとスライダー、カーブ、チェンジアップなどを低めに集める左腕。試合を作るという意味では首脳陣にとっても頼りになる助っ人だろう。
阪神戦は巨人時代に計18試合の登板があり6勝6敗、防御率2.81。相性は悪くない。
ロッテは4試合連続で延長戦となっており、4引き分けを挟んで15試合も不敗を継続。2日も勝てば、2005年にマークした球団記録の本拠地10連勝に並ぶ。「不敗神話」がどこまで続くか注目だ。
昨年、佐々木朗希に投げ勝った才木浩人
一方、阪神は最も頼りになる右腕・才木浩人が先発する。
今季は9試合に登板して5勝1敗、防御率1.54の好成績。5月12日のDeNA戦では128球を投げて完封するなど現在の阪神先発陣では最も信頼できる存在だ。
右のオーバーハンドから投げ下ろすストレートと落差の大きいフォーク、切れ味鋭いスライダーが武器。トミー・ジョン手術を乗り越え、プロ8年目の今が伸び盛りと言えるだろう。
ロッテ戦は昨年6月4日、甲子園で佐々木朗希に投げ勝ち、3安打12奪三振で完封した実績を持つ。
チームは今季ワーストの5連敗中。連敗もロッテも止めるとすれば、才木しかいないかもしれない。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
日本ハム・福島蓮-DeNA・大貫晋一(エスコンF)
西武・ボー・タカハシ-巨人・菅野智之(ベルーナドーム)
オリックス・曽谷龍平-中日・梅津晃大(京セラドーム大阪)
楽天・岸孝之-ヤクルト・石川雅規(楽天モバイル)
ソフトバンク・和田毅-広島・アドゥワ誠(みずほPayPay)
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