3年連続2桁勝利右腕が今季未勝利
交流戦も最初のカードが終わり、週末はパ・リーグの本拠地での戦いに移る。ベルーナドームで行われる西武と巨人の一戦で、7戦目の今季初勝利を目指すのが西武・髙橋光成だ。
直近3年は11勝、12勝、10勝と3年連続で2桁勝利をクリアするなど、ローテの柱として君臨してきた27歳。ところが今季は春季キャンプで右肩の故障により出遅れ、4月14日のソフトバンク戦で今季初登板を果たすもここまで0勝4敗。苦しい戦いが続いている。
今季7度目のマウンドに向けては、「この一週間はしっかりと調整ができましたので、いい状態で明日を迎えられると思います」とし、「交流戦は普段対戦しない打者との勝負になりますし、初対戦の打者も多いので、新鮮で楽しみな部分もあります」と前向きなコメント。「とにかく一戦一戦、勝ちにこだわって腕を振り続けていく、それだけです」と闘志を燃やした。
チームはリーグ最下位に沈み、監督の休養から渡辺久信監督代行体制に変更となるなど流れを変える起爆剤の存在が待たれる状況だけに、ここ一番でエースの奮起に期待したいところだ。