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ロッテ・藤原恭大が『右膝蓋骨骨折』 プロ6年目の年男、開幕からの出場は絶望的に

2024 3/12 16:30SPAIA編集部
藤原恭大,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

10日の試合で自打球が直撃

ロッテは12日、所属する藤原恭大の受診結果を発表。『右膝蓋骨骨折』と診断されたことが明らかになった。

藤原は大阪桐蔭高から2018年のドラフト1位でロッテに入団した23歳の外野手。高校時代は春夏連覇の主力として活躍を見せて鳴り物入りでプロの世界に飛び込むも、これまでの5シーズンで一軍出場は262試合とレギュラーを掴むまでには至っていない。

昨季は開幕から順調に出場を続けていたが、5月に故障離脱。キャリア最多となる103試合に出場を果たしたものの、打率.238と物足りない成績で終わっている。

今季こそレギュラー奪取へ。5月に24歳を迎える年男の飛躍に期待がかかっていたが、オープン戦で思わぬ落とし穴が待っていた。

10日に本拠地で行われたソフトバンク戦。「7番・中堅」で先発出場した藤原は5回の第2打席で自打球が右膝付近を直撃。なんとか試合出場を続けてこの打席は中飛、7回の3打席目も立ったが空振り三振に終わり、8回表の守備から途中交代で退いた。

翌11日に浦安市内の病院を受診したところ、『右膝蓋骨骨折』が判明。全治やプレー復帰までの期間に関してはアナウンスがなかったが、3月29日に迫るシーズン開幕戦の出場は絶望的とみられる。

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