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千葉ロッテマリーンズの歴代開幕投手 小島和哉が2年連続2度目の大役、初の開幕戦勝利投手なるか

2024 3/4 06:00SPAIA編集部
ロッテの小島和哉,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

5年ぶりの本拠地開幕をエース左腕に託す

ロッテの開幕投手が小島和哉投手(27)に決定した。昨季、先発ローテーションを1年間守り切り、チームで唯一規定投球回をクリアしたエース左腕が、2年連続2度目の大役を務める。5年ぶりの本拠地開幕となる3月29日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でまっさらなマウンドに立つ。

小島は昨季25試合に先発して、チームトップタイの10勝(6敗)を挙げ、防御率3.47をマーク。日本ハム戦には2試合に先発し、2勝無敗、計14.1イニングを投げて1失点と、抜群の投球を見せていた。

昨季の開幕戦(ソフトバンク戦・PayPayドーム)では、5.1回、97球を投げて4安打3失点で敗戦投手に。自身初の開幕投手は悔しい結果となっただけに、今季はその雪辱を晴らしたいところだ。

ロッテの球団史では、これまでそうそうたる面々が開幕投手を務めてきた。改めて振り返りたい。

ロッテの歴代開幕投手

1950年 榎原好
1951年 星野武男
1952年 野村武史
1953年 野村武史
1954年 清水宏員
1955年 荒巻淳
1956年 荒巻淳
1957年 植村義信
1958年 荒巻淳
1959年 荒巻淳
1960年 小野正一
1961年 小野正一
1962年 坂井勝二
1963年 小野正一
1964年 堀本律雄
1965年 小山正明
1966年 妻島芳郎
1967年 小山正明
1968年 坂井勝二
1969年 坂井勝二
1970年 木樽正明
1971年 木樽正明
1972年 成田文男
1973年 成田文男
1974年 成田文男
1975年 村田兆治
1976年 村田兆治
1977年 村田兆治
1978年 村田兆治
1979年 村田兆治
1980年 村田兆治
1981年 村田兆治
1982年 村田兆治
1983年 水谷則博
1984年 水谷則博
1985年 深沢恵雄
1986年 村田兆治
1987年 村田兆治
1988年 村田兆治
1989年 村田兆治
1990年 村田兆治
1991年 小宮山悟
1992年 小宮山悟
1993年 小宮山悟
1994年 小宮山悟
1995年 伊良部秀輝
1996年 園川一美
1997年 小宮山悟
1998年 小宮山悟
1999年 黒木知宏
2000年 黒木知宏
2001年 黒木知宏
2002年 ネイサン・ミンチー
2003年 ネイサン・ミンチー
2004年 清水直行
2005年 清水直行
2006年 久保康友
2007年 清水直行
2008年 小林宏之
2009年 清水直行
2010年 成瀬善久
2011年 成瀬善久
2012年 成瀬善久
2013年 成瀬善久
2014年 成瀬善久
2015年 涌井秀章
2016年 涌井秀章
2017年 涌井秀章
2018年 涌井秀章
2019年 石川歩
2020年 石川歩
2021年 二木康太
2022年 石川歩
2023年 小島和哉
2024年 小島和哉

村田兆治は史上3位の13回

燦然と輝くのは、8年連続を含む13度の開幕投手を務めた村田兆治。「マサカリ投法」で1970年代から80年代のロッテ投手陣を引っ張り、金田正一と鈴木啓示の14回に次ぐ史上3位となっている。

球団史上2位の6度の大役を務めたのが小宮山悟。通算117勝を挙げた右腕は現在、母校・早稲田大の監督を務めている。

昨季から投手コーチを務めている黒木知宏は1999年から3年連続。清水直行は通算4度務め、2010年から成瀬善久が5年連続、2015年から涌井秀章が4年連続で開幕マウンドに立った。

最近10年の開幕戦成績は4勝6敗。2年連続で開幕投手を託された小島は、自身初の開幕戦勝利を手にすることができるか。

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