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広島2024年コーチングスタッフ 新井貴浩体制2年目で6年ぶり優勝目指す

2023 11/26 06:00SPAIA編集部
広島の新井貴浩監督
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ⒸSPAIA

現役を引退した三好匠氏がコーチ就任

今季、新井貴浩新監督のもと、5年ぶりのAクラスとなる2位に入った広島。球団では3位だった1994年の三村敏之監督以来となる新人監督としてのAクラス入りを果たした新井監督は、その手腕を評価され、来季の続投も決まった。

その若き指揮官の2年目を支える2024年のコーチングスタッフを紹介していく。

まず、一軍は以下の通りとなっている。

2023年広島の一軍コーチングスタッフ


新任は1人。今季限りで現役を引退した三好匠氏が内野守備・走塁コーチに就任した。三好氏は九州国際大付高から2011年ドラフト3位で楽天に入団し、2年目に一軍初出場。2018年には内野のユーティリティプレーヤーとして自己最多の70試合に出場し、2019年途中にトレードで広島へ移籍した。

広島でも堅実な守備でチームに貢献してきたが、今季は一軍出場なしに終わり、10月に戦力外通告を受けた。通算では10年間で378試合に出場し、打率.188、6本塁打、28打点の成績。守備固めとして重宝された圧倒的な守備力と、内野全ポジションを守った経験を生かし、後輩たちに守備の極意を伝授する。

内野守備・走塁コーチを務めていた小窪哲也氏は打撃コーチに配置換え。また、永川勝浩投手コーチが二軍から一軍へ配置転換となった。

そのほか、藤井彰人ヘッドコーチ、朝山東洋打撃コーチ、赤松真人外野守備・走塁コーチ、菊地原毅投手コーチ、石原慶幸バッテリーコーチは留任している。

横山竜士投手コーチが二軍へ

二軍は高信二監督が留任。コーチングスタッフは以下の通り。

2023年広島の二軍コーチングスタッフ


横山竜士投手コーチが一軍から二軍へと配置転換となった。

そのほかのコーチ陣、福地寿樹打撃・走塁コーチ、新井良太打撃コーチ、廣瀬純外野守備・走塁コーチ、東出輝裕内野守備・走塁コーチ、高橋建投手コーチ、倉義和バッテリーコーチは留任している。

最後に、三軍スタッフは以下の通り。

2023年広島の三軍コーチングスタッフ


畝龍実三軍統括コーチ・矯正担当と小林幹英投手育成強化コーチは留任。一軍打撃コーチを務めていた迎祐一郎氏が野手総合コーチに配置転換されている。来季はこの体制で6年ぶりのリーグ優勝を目指す。

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