現役を引退した三好匠氏がコーチ就任
今季、新井貴浩新監督のもと、5年ぶりのAクラスとなる2位に入った広島。球団では3位だった1994年の三村敏之監督以来となる新人監督としてのAクラス入りを果たした新井監督は、その手腕を評価され、来季の続投も決まった。
その若き指揮官の2年目を支える2024年のコーチングスタッフを紹介していく。
まず、一軍は以下の通りとなっている。
新任は1人。今季限りで現役を引退した三好匠氏が内野守備・走塁コーチに就任した。三好氏は九州国際大付高から2011年ドラフト3位で楽天に入団し、2年目に一軍初出場。2018年には内野のユーティリティプレーヤーとして自己最多の70試合に出場し、2019年途中にトレードで広島へ移籍した。
広島でも堅実な守備でチームに貢献してきたが、今季は一軍出場なしに終わり、10月に戦力外通告を受けた。通算では10年間で378試合に出場し、打率.188、6本塁打、28打点の成績。守備固めとして重宝された圧倒的な守備力と、内野全ポジションを守った経験を生かし、後輩たちに守備の極意を伝授する。
内野守備・走塁コーチを務めていた小窪哲也氏は打撃コーチに配置換え。また、永川勝浩投手コーチが二軍から一軍へ配置転換となった。
そのほか、藤井彰人ヘッドコーチ、朝山東洋打撃コーチ、赤松真人外野守備・走塁コーチ、菊地原毅投手コーチ、石原慶幸バッテリーコーチは留任している。