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【日本シリーズ】日本一に導くのは好調のオリックス宮城大弥か、実績の阪神・青柳晃洋か

2023 11/5 11:00SPAIA編集部
オリックス宮城大弥と阪神・青柳晃洋のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

ポストシーズン12回無失点の宮城大弥

オリックス宮城大弥と阪神・青柳晃洋のインフォグラフィック


プロ野球の日本シリーズはオリックスが逆王手をかけ、3勝3敗で第7戦に持ち込まれた。雌雄を決する舞台は京セラドーム大阪。オリックスは宮城大弥、阪神は青柳晃洋が先発する。

オリックスの宮城はレギュラーシーズン22試合登板で10勝4敗、防御率2.27の好成績。ポストシーズンに入ってもロッテとのCSファイナルステージ第4戦(10月21日)で6回4安打無失点、阪神との日本シリーズ第2戦(同29日)も同じく6回4安打無失点と好投を続けている。

ストレートは平均145.2キロ、カーブは同92.2キロと30キロ以上のスピード差がある。人を食ったようなスローカーブを織り交ぜた緩急自在の投球が持ち味だ。

パ・リーグ3連覇を果たしたオリックスは、日本シリーズ連覇へもあと1つ。大舞台でも動じない宮城の強心臓に期待がかかる。

ポストシーズン初登板の青柳晃洋

一方、阪神・青柳晃洋はレギュラーシーズン18試合で8勝6敗、防御率4.57。昨季まで2年連続最多勝に輝いたサイドハンドとしてはやや寂しい数字だった。

ポストシーズンは初登板だが、みやざきフェニックス・リーグで2試合に調整登板。10月16日のロッテ戦で5回2失点、同24日の日本独立リーグ選抜戦では7回11奪三振2失点と好投している。

勝てば1985年以来38年ぶりの日本一。今季の阪神は村上頌樹や大竹耕太郎ら新戦力の活躍が目立ったが、最後の大一番でチーム一の実績を誇る右腕が存在感を見せるか。

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