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【日本シリーズ】甲子園11連勝の阪神・伊藤将司とデビュー7連勝のオリックス東晃平が先発

2023 10/31 11:10SPAIA編集部
阪神・伊藤将司とオリックス・東晃平のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

2年ぶり2桁勝利の左腕・伊藤将司

阪神・伊藤将司とオリックス・東晃平のインフォグラフィック


阪神とオリックスの「関西ダービー」となった日本シリーズは1勝1敗と星を分け合うスタートになった。今日31日から甲子園に舞台を移して3連戦に臨む。

阪神の先発は伊藤将司。今季は開幕に出遅れながらも21試合に登板して10勝5敗、防御率2.39と2年ぶりの2桁勝利をマークした。みやざきフェニックス・リーグでの調整登板を経て臨んだクライマックスシリーズ第2戦の広島戦でも7回1失点と好投している。

左のオーバースローからキレのいいストレートとカットボール、ツーシーム、チェンジアップ、カーブなどを投げ分け、バットの芯を外す投球術は一級品。奪三振率は5.58でセ・リーグの規定投球回に到達した12人中10位と低いが、打球に占めるゴロの割合を示すGB%は53.3%でリーグ2位だ。

オリックス戦は6月15日の交流戦(甲子園)に登板して7回4安打1失点と好投(リリーフが打たれて白星はつかず)。甲子園は1年目の2021年から今年7月にストップするまで11連勝した得意舞台でもあり、良いイメージを持ってマウンドに上れるだろう。

38年ぶりの日本一に向け、ホームで迎える3連戦初戦はぜひとも取りたい阪神。甲子園の大声援をバックに伊藤の好投が期待される。

プロで負け知らずの東晃平

一方、オリックスの先発は東晃平。神戸弘陵高から2017年育成2位で入団して6年目の今季は、8試合登板で無傷の6連勝、防御率2.06とブレイクした。昨年の1勝を加えて球団史上初となるデビュー7連勝のおまけつきだ。

身長178センチと上背はそれほどないものの、ガッチリした体格から投げ下ろすストレートは平均149.2キロと力強い。さらにツーシームは被打率.111、スライダーは同.150、カットボールは同.174と大きな武器になっている。

20日のクライマックスシリーズ第3戦・ロッテ戦では5回4安打無失点。自身に白星こそつかなかったもののチームの勝利を呼び込んだ。

今日の試合ではDH制がないため打席にも立つ。初めての日本シリーズで、負けを知らない23歳の剛腕がどんな投球を見せるか注目だ。

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