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逆転CSへ楽天・早川隆久が1か月半ぶりに先発 日本ハム・根本悠楓は自己最多4勝目なるか

2023 10/5 11:00SPAIA編集部
楽天・早川隆久と日本ハム・根本悠楓のインフォグラフィック
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早川隆久が大一番で復帰登板

楽天・早川隆久と日本ハム・根本悠楓のインフォグラフィック


楽天モバイルパークで行われる楽天-日本ハムの25回戦。現在4位で逆転でのクライマックスシリーズ進出へもう1敗もできない楽天は、早川隆久が先発する。

早川は今季16試合に先発して6勝7敗、防御率3.27、QS(6回以上自責点3以下)は11度記録するなど、まずまずの投球を見せている。ただ、8月22日の日本ハム戦(エスコンF)で登板後、上半身のコンディション不良のため登録を抹消された。

復帰後は二軍で調整を進め、2試合に登板。直近では9月26日のロッテ戦(楽天モバイル)で2番手として登板し、4回46球を投げて1安打4奪三振、無四球、無失点に抑えていた。そこから中8日で1か月半ぶりの一軍マウンドに上がる。

日本ハム戦には今季2試合に登板して1勝1敗、防御率4.76の成績。前回8月22日の対戦では、立ち上がりに4点を奪われるなど5.1回89球8安打5失点でKOされた。今日はそのリベンジに燃える。

本拠地では6試合に先発して防御率2.75と安定した投球を披露。日本ハム相手にも7月25日の対戦で、6回6安打1失点と快投を見せている。残り3戦、CS進出へ1試合の重みが増す中、3年目左腕はチームに勝利をもたらす投球を見せられるか。

今季最終戦の先発託された根本悠楓

一方、日本ハムの根本はここまで4試合の先発のみだが、3勝0敗、防御率1.77、奪三振率9.30と好投を続けている。前回登板した9月28日のロッテ戦(エスコンF)では、6回90球を投げて4安打7奪三振1失点の快投で、昨季の自己最多に並ぶ3勝目を手にした。そこから中6日で今日の登板に臨む。

楽天戦には今季初先発。昨季は4試合(先発は3試合)に登板して0勝1敗、防御率2.89に抑えていた。ただし、小深田大翔と浅村栄斗に8打数3安打1本塁打、辰己涼介には7打数4安打1本塁打と打ち込まれていただけに、今日の対戦ではキッチリ抑えて昨季からの成長を示したいところだ。

今日の試合がチームの今季最終戦となる。来季は先発ローテーション入りが期待される高卒3年目左腕の好投で白星締めなるか。

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