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阪神・大竹耕太郎が12球団勝利目指し古巣ソフトバンク戦に先発 石川柊太との育成出身対決

2023 6/17 11:00SPAIA編集部
阪神・大竹耕太郎とソフトバンク・石川柊太のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

前回登板で今季初黒星喫した大竹耕太郎

阪神・大竹耕太郎とソフトバンク・石川柊太のインフォグラフィック


現役ドラフトで今季加入した阪神の大竹耕太郎が17日、古巣のソフトバンク戦(甲子園)に先発する。

今季ここまで9試合に先発して6勝1敗、防御率1.24、QS(6回以上自責点3以下)も7度記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。前回登板した10日の日本ハム戦(エスコンF)では、7.0回111球を投げて7安打4失点で今季初黒星を喫した。そこから中6日で本拠地のマウンドに上がる。

2017年の育成ドラフト4位でソフトバンクに入団した左腕は、5年間在籍して10勝をマーク。今季の6勝と合わせて通算16勝だが、既に11球団から勝利を挙げている。今日の登板で古巣から白星を挙げることができれば、14日のオリックス戦(甲子園)で12球団勝利を達成した西勇輝に続く史上21人目の快挙となる。

古巣への恩返し投球で偉業を達成するとともに、3カード連続負け越し中のチームに再び勢いをもたらすことができるか。

育成出身の先輩として負けられない石川柊太

一方、ソフトバンクの先発は石川柊太。プロ10年目右腕は今季10試合に先発して3勝3敗、防御率4.18、QSも4度のみと、不本意な投球が続いている。前回登板した10日の巨人戦(PayPayドーム)でも、3.2回73球7安打6失点でKOされた。そこから中6日で今日の登板を迎える。

阪神戦には昨季も先発しており、7回115球を投げて7安打2失点と好投。だが、打線の援護に恵まれず、敗戦投手となった。甲子園では2021年の交流戦で先発マウンドに上がったが、6回8安打5失点で黒星を喫しているだけに、今日は雪辱を期す登板となる。

石川は2013年の育成ドラフト1位で入団。元同僚の左腕相手に育成出身の先輩として意地の投球を見せたいところだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【交流戦】
巨人・F.グリフィン-楽天・早川隆久(東京ドーム)
ヤクルト・石川雅規-オリックス・山下舜平大(神宮)
DeNA・大貫晋一-ロッテ・L.カスティーヨ(横浜)
中日・松葉貴大-日本ハム・伊藤大海(バンテリンドーム)
広島・森下暢仁-西武・髙橋光成(マツダスタジアム)

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