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【月間MVP】セは阪神・村上頌樹とDeNA・宮﨑敏郎、パはロッテ・佐々木朗希と西武・中村剛也が受賞

2023 5/11 13:37SPAIA編集部
ロッテの佐々木朗希,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

村上頌樹は25イニング無失点、宮﨑敏郎は打率.444

プロ野球の3、4月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは村上頌樹(阪神)と宮﨑敏郎(DeNA)、パ・リーグは佐々木朗希(ロッテ)と中村剛也(西武)が受賞した。

村上は入団3年目で初受賞。4月12日の巨人戦(東京ドーム)で7回をパーフェクトに抑えると、続く22日の中日戦(バンテリンドーム)では、2安打完封でプロ初勝利を挙げた。月間では4試合に登板(先発は3試合)して計25イニングを投げ、5安打、23奪三振、1四球で無失点と抜群の成績。阪神の投手部門では、昨年7月度の西勇輝以来の受賞となった。

宮﨑は入団11年目で初受賞。開幕から15試合連続安打(うちマルチ安打9度、殊勲打3度)を放つなど、リーグトップの打率.444、長打率.746、出塁率.520をマーク。また、4本塁打と13打点もリーグ3位タイの好記録だった。DeNAの打者部門では、昨年5月度の牧秀悟以来の受賞となった。

佐々木朗希は3勝&38奪三振、中村剛也は7本塁打

佐々木朗は昨年の3、4月度以来2度目の受賞。4試合に先発して開幕から20イニング連続無失点と最高のスタートを切り、リーグトップタイの3勝、リーグトップの38奪三振の好成績を残した。

奪三振率12.67と圧巻の投球を見せた右腕は「いいスタートをきれてよかったです。シーズンはまだ始まったばかりで先は長い。これからもチームの勝利に貢献できるようなピッチングを続けていけるように頑張っていきたいです」とコメント。ロッテの投手部門では、自身が受賞した2022年3、4月度以来の受賞となった。

中村は2018年8月度以来3度目の受賞。今年40歳を迎えるベテランは3、4月度20試合に出場し、リーグ2位の打率.364、7本塁打をマーク。長打率.727はリーグトップだった。

主砲・山川穂高が故障で離脱して以降、4番に座ると、3度の猛打賞や9試合連続安打を記録するなど安打を量産。30日の楽天戦では自身4年ぶりとなる3試合連続本塁打も放った。また、29日の楽天戦では史上初の通算2000三振を記録したことでも話題を呼んだ。

西武の打者部門では、昨年5月度の山川穂高以来の受賞となった。

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