高校では投手と捕手の二刀流
西武から今秋ドラフトで3位指名された九州国際大付高の野田海人捕手(17)が14日、福岡県北九州市内で入団交渉に臨み、入団を内諾した。
野田は強肩強打のの捕手。九州国際大付高では投手としてマウンドにも立ち、最速146キロをマークした。2022年は春夏連続で甲子園に出場し、9月に開催されたU-18ワールドカップではリリーフで4試合に登板。計4.1回無失点に抑えた。高校通算15本塁打のパンチ力も魅力だ。
入団を内諾し、「今日、また一歩プロに近づいたんだな、と感じました。これから厳しい世界に入って、いよいよ自分自身との戦いが始まるんだ、という思いです」と背筋を伸ばした。
「ライオンズでは自分の長所であるスローイングをどんどんアピールしていきたいです。すでに木製バットでも練習を始めていて、思ったよりも打球が伸びるな、と手応えも感じています。将来的には、打てて守れる、球界を代表するようなキャッチャーを目指します」と力強く語った。
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