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西武、早大・蛭間拓哉の1位指名を公表 渡辺GM「走攻守揃っている選手で即戦力」

2022 10/11 11:15SPAIA編集部
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ⒸD.Cunningham/Shutterstock.com

即戦力外野手の1位指名を公表

西武は11日、10月20日に行われるドラフト会議で早稲田大の蛭間拓哉を1位指名することを公表した。同日のオンライン会見で西武の渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャー(GM)が明言した。西武が1位指名を公表するのは、昨年の隅田知一郎投手に続き2年連続となる。

蛭間は左投左打の外野手で、力強いスイングで広角に打ち分ける中距離打者。浦和学院高時代は1年春からレギュラーを獲得し、3年夏には主将として甲子園にも出場した。早大でも1年春から出場し、今年選ばれた大学日本代表では4番も務めた。

渡辺GMは「走攻守揃っている選手。打撃は広角に強い打球を打てるバッターで、肩、足も大学生のレベルでも非常に高い能力を持っている。常に全力疾走、全力プレーをする選手と思ってずっと見てました」と高評価していた。

また、指名理由について「投手も野手も欲しいが、今シーズンを鑑みても外野手が固定できず、中々レギュラーをとる選手がいなかった。能力のある選手はいるが、(蛭間は)外野のポジション争いの中に入ってきても十分やっていける選手だと思っている」と明かした。

今季西武の外野手で規定打席に到達したのは助っ人のオグレディのみ。近年レギュラーが定まらず、起用が流動的となっていた中、即戦力外野手に白羽の矢が立った格好だ。

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