通算135勝左腕のラスト登板
今季限りでの現役引退を発表している西武の内海哲也が、引退試合となる今日19日の楽天戦(ベルーナドーム)に先発する。
2003年ドラフト自由枠で巨人に入団。最多勝を2度獲得するなどエースとして活躍した左腕は、2018年オフにFAの人的補償で西武に移籍した。今季は2度先発するなど4試合に登板して防御率3.09の成績。直近ではファームで8月31日DeNA戦に登板して、1回1安打無失点に抑えている。
前日には今日の登板へ向け「体は万全の状態で、いよいよ来たな、という感じです。現役生活の1つの区切りとして投げることができるのはうれしいですが、今は楽しみな気持ちより、緊張の方が強いですね」と率直に心境を語っていた。
チームはこの最終盤に泥沼の6連敗で、4位に後退。3位・楽天とは1差と今日の試合は絶対に落とせない中での登板となる。
「チームとして大事な一戦なので、迷惑をかけないように、しっかり投げ切りたいと思います。この舞台を用意してくださった球団の皆さまをはじめ、1球1球感謝の気持ちを持って投げたいと思います」
感謝の気持ちを込めて臨む現役ラスト登板。通算135勝左腕の最後の勇姿に注目だ。