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西武・内海哲也が引退試合に先発登板 楽天は早川隆久でカード3連勝なるか

2022 9/19 11:00SPAIA編集部
西武・内海哲也と楽天・早川隆久,ⒸSPAIA
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通算135勝左腕のラスト登板

西武・内海哲也と楽天・早川隆久のインフォグラフィック


今季限りでの現役引退を発表している西武の内海哲也が、引退試合となる今日19日の楽天戦(ベルーナドーム)に先発する。

2003年ドラフト自由枠で巨人に入団。最多勝を2度獲得するなどエースとして活躍した左腕は、2018年オフにFAの人的補償で西武に移籍した。今季は2度先発するなど4試合に登板して防御率3.09の成績。直近ではファームで8月31日DeNA戦に登板して、1回1安打無失点に抑えている。

前日には今日の登板へ向け「体は万全の状態で、いよいよ来たな、という感じです。現役生活の1つの区切りとして投げることができるのはうれしいですが、今は楽しみな気持ちより、緊張の方が強いですね」と率直に心境を語っていた。

チームはこの最終盤に泥沼の6連敗で、4位に後退。3位・楽天とは1差と今日の試合は絶対に落とせない中での登板となる。

「チームとして大事な一戦なので、迷惑をかけないように、しっかり投げ切りたいと思います。この舞台を用意してくださった球団の皆さまをはじめ、1球1球感謝の気持ちを持って投げたいと思います」

感謝の気持ちを込めて臨む現役ラスト登板。通算135勝左腕の最後の勇姿に注目だ。

西武戦今季初勝利目指す早川隆久

一方、楽天の先発は早川隆久。今季ここまで17試合に登板して5勝8敗、防御率4.02、QS(6回以上自責点3以下)も7度と、不本意な数字が並ぶ。前回登板した13日のオリックス戦(楽天生命パーク)でも、5回59球を投げて、吉田正尚に2打席連続本塁打を浴びるなど3失点で降板した。そこから中5日で今日の登板を迎える。

西武戦には今季4試合先発して0勝3敗、防御率3.97と相性はイマイチ。特に、相手の主砲・山川穂高には4本塁打を許すなど、10打数6安打とカモにされている。今日の登板でも天敵をいかに抑えるかが勝利へのカギとなるだろう。

7月3日のロッテ戦以来白星がなく、現在3連敗中の2020年ドラ1左腕。この4連戦で現在2連勝中のチームの勢いも借りて、打倒西武に挑む。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・菅野智之-DeNA・今永昇太(東京ドーム)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之ーロッテ・鈴木昭汰(札幌ドーム)
オリックス・田嶋大樹-ソフトバンク・東浜巨(京セラドーム大阪)

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