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ロッテ佐々木朗希が逆転タイトルへ前進するか?楽天・岸孝之が150勝へ王手をかけるか?

2022 8/19 11:00SPAIA編集部
楽天・岸孝之とロッテ・佐々木朗希,ⒸSPAIA
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防御率1.96、139奪三振の佐々木

楽天・岸孝之とロッテ・佐々木朗希のインフォグラフィック


ロッテの佐々木朗希が19日の楽天戦(楽天生命パーク)に先発する。本来なら先発予定だった17日のオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)が雨天中止。18日は移動日で試合がなかったため、2日スライドして中8日でのマウンドとなる。

ここまで15試合に登板して6勝3敗、防御率1.96。4月10日のオリックス戦で完全試合した頃は無双状態だったが、6月22日の西武戦で6勝目を挙げて以来、白星から見放されている。

中でも楽天戦は3試合に登板して0勝1敗で、防御率はパ・リーグ球団でワーストの4.70と相性は良くない。8月3日の対戦では6回途中8安打5失点で逆転負けを喫した。

現在96.1回で規定投球回に達していないが、防御率はオリックス・山本由伸の1.70に次ぐ数字。139奪三振も山本の146個に次いでリーグ2位だ。今後の追い込み次第では一気にタイトルを奪う可能性もあり、要注目だ。

プロ通算148勝の岸

一方、楽天の先発は岸孝之。今季は17試合に登板して7勝6敗、防御率3.21とまずまずの安定感を見せている。

ロッテ戦はチーム別最多の5試合に登板して2勝1敗、防御率3.06。8月4日の対戦では7回3安打1失点の好投で7勝目を挙げており、悪いイメージはないだろう。

2006年ドラフト希望枠で西武に入団してからプロ16年目。積み上げてきた白星は148個となり、節目の150勝も目前だ。まだまだ優勝争いを続けるチームのためにも、17歳下の佐々木にベテランの投球術を見せつけたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・山﨑伊織-阪神・西勇輝(東京ドーム)
DeNA・大貫晋一-広島・玉村昇悟(横浜)
中日・大野雄大-ヤクルト・小川泰弘(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
西武・今井達也-オリックス・山本由伸(ベルーナドーム)
ソフトバンク・板東湧梧-日本ハム・C.ポンセ(PayPayドーム)

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