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前回8回1死までノーノーの中日・髙橋宏斗が先発 DeNAは敵地無敗のロメロで今季初5連勝なるか

2022 8/7 11:00SPAIA編集部
中日・髙橋宏斗とDeNAロメロ,ⒸSPAIA
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驚異の奪三振率誇る髙橋宏斗

中日・髙橋宏斗とDeNAロメロのインフォグラフィック


8月に入ってから4戦全敗と元気のない中日。連敗ストップへ今日は高卒2年目の髙橋宏斗が先発する。

今季は12試合に登板して3勝4敗、防御率2.75、QS(6回以上自責点3以下)も6度記録するなど、安定した投球を披露している。特筆すべきは奪三振率の高さで、規定投球回には未達ながら10.88をマーク。竜の左右エース柳裕也(同7.58)、大野雄大(同6.00)の数字を大きく上回っており、早くも大器の片鱗を示している。

前回登板した7月29日の広島戦(マツダスタジアム)では、7.1回110球を投げて1安打7奪三振、無失点。8回1死まで無安打無失点に抑える快投を演じた。そこから中9日で今日の登板を迎える。

DeNAとは今季3度対戦して0勝2敗ながら防御率2.84、QSも2度達成しており、投球内容は悪くない。相手の主砲・牧秀悟を8打数1安打の打率.125に抑えている一方で、佐野恵太には7打数3安打の.429、1本塁打と打ち込まれており、今日も要警戒だろう。

明後日9日に20歳の誕生日を迎える期待のドラ1右腕。10代最後の登板を白星で飾るとともに、チームの連敗ストップに貢献したい。

中日戦得意のロメロ

一方、DeNAの先発はロメロ。今季はここまで12試合に登板して4勝5敗、防御率5.43、QSを記録したのはわずか2度とピリッとしない投球が続いている。

前回登板した7月18日の中日戦(バンテリンドーム)では、5.2回95球を投げ、5安打1失点で、約2か月ぶりに白星を手にした。公式戦での登板はこの時以来となるが、7月29日から予定された巨人3連戦の中止を受け実施された7月31日の紅白戦で先発。2軍の打者相手に3回5安打1四球3失点だった。そこから中6日での登板となる。

中日戦には今季4試合先発して2勝1敗、防御率2.70と好相性。敵地バンテリンドームでも3試合で2勝0敗、防御率2.89と好投しており、いずれもチームを勝利に導いている。今日もお得意様相手に快投を見せることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・原樹理-巨人・シューメーカー(神宮)
広島・遠藤淳志-阪神・J.ガンケル(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
西武・D.エンス-ロッテ・森遼大朗(ベルーナドーム)
オリックス・中村勝-日本ハム・根本悠楓(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・和田毅-楽天・藤井聖(PayPayドーム)

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