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阪神・藤浪晋太郎が1年4か月ぶり先発勝利目指す 広島はT戦防御率1.50のアンダーソンが先発

2022 8/6 11:00SPAIA編集部
広島・アンダーソンと阪神・藤浪晋太郎,ⒸSPAIA
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藤浪晋太郎が約4か月ぶりに先発

広島・アンダーソンと阪神・藤浪晋太郎のインフォグラフィック


阪神の藤浪晋太郎が4月8日の広島戦以来、約4か月ぶりに先発する。10年目右腕は今季2年連続で開幕投手を務めたが、7回3失点で白星とはならなかった。先発は開幕直後の3試合のみで、ここまで8試合に登板して0勝1敗、防御率4.29と、本調子とは程遠い数字が並ぶ。

6月13日に登録を抹消されて以降、ファームで先発での調整を重ねた。直近では7月31日のウエスタンリーグ・広島戦に先発し、4回3安打1失点とまずまずの投球。そこから中5日で久々の一軍先発マウンドに上がる。

先発での勝利は昨年4月16日のヤクルト戦にまでさかのぼる。投手陣はここまでリーグダントツのチーム防御率2.55と安定しており、先発の機会はそう多くはないだろう。今回巡ってきた数少ないチャンスを生かし、本来の輝きを取り戻すことができるか。

約1か月ぶりの勝利目指すアンダーソン

一方、広島の先発はアンダーソン。今季ここまで12試合に登板して3勝4敗、防御率3.36とまずまずの成績も、QS(6回以上自責点3以下)は登板数の半分の6度と安定感に欠ける面が垣間見える。

前回登板した7月30日の中日戦(マツダスタジアム)では6回81球を投げて新外国人のレビーラに1号ソロを浴びたものの、失点はこの1点のみ。打線の援護なく黒星を喫したが、わずかヒット3本に抑える好投を見せた。そこから中6日で今日の登板を迎える。

阪神戦には3試合に先発して1勝0敗、防御率1.50と好相性。ただし、島田海吏に打率.333、近本光司に同.333、佐藤輝明には同.429と、上位打線の左打者3人には打ち込まれており、油断は禁物だろう。

最後に白星を手にしたのは7月7日の阪神戦。再び猛虎打線を手玉に取り、約1か月ぶりの勝利なるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・小沢怜史-巨人・直江大輔(神宮)
中日・小笠原慎之介-DeNA・坂本裕哉(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
西武・與座海人-ロッテ・小島和哉(ベルーナドーム)
オリックス・東晃平-日本ハム・田中瑛斗(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・武田翔太-楽天・田中将大(PayPayドーム)

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