神宮では5年ぶり先発の星知弥
ヤクルトの6年目右腕・星知弥が今日の中日戦(神宮)で、2019年8月10日の巨人戦(東京ドーム)以来、約3年ぶりに一軍の先発マウンドに上がる。
星は宇都宮工高から明治大を経て、2016年ドラフト2位でヤクルトに入団した。伸びのあるストレートを武器に主に中継ぎとして115試合に登板。5年目の昨季もリリーフとして25試合に登板して自己最多の7ホールド、そしてプロ初セーブもマークした。
今季もオープン戦から中継ぎとして登板を続けていたが、6月からファームで先発調整を進め、6月19日のロッテ戦から4試合に先発。直近では7月29日の西武戦に登板して3.1回61球を投じ、6安打4失点だった。
本拠地・神宮での先発登板は1年目の2017年9月1日の広島戦以来となる。大学時代から慣れ親しんだマウンドで3年ぶりの勝利を目指す。
前回対戦で打ち込まれた大野雄大
一方、中日の先発は大野雄大。今季ここまで15試合に先発して4勝6敗と黒星先行も、防御率はリーグ5位の2.74、QS(6回以上自責点3以下)も11度記録するなど、安定した投球を見せている。前半戦最後の登板となった7月16日の阪神戦でも7回104球を投げて、6安打無失点に抑えていた。
監督選抜で選出され、オールスターにも7年ぶりに出場。7月27日の第2戦(坊っちゃんスタジアム)にセ・リーグ3番手として3回から登板し、2イニングをパーフェクトに抑え、敢闘選手に選ばれた。そこから中7日での登板となる。
今季ヤクルト戦は4月19日に本拠地バンテリンドームで1度先発。4回83球を投げて8安打6失点と打ち込まれた。今日はその雪辱を期すマウンドとなる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・山﨑伊織-阪神・A.ウィルカーソン(東京ドーム)
DeNA・石田健大-広島・九里亜蓮(横浜)
【パ・リーグ】
日本ハム・杉浦稔大-ソフトバンク・C.レイ(札幌ドーム)
楽天・岸孝之-ロッテ・本前郁也(楽天生命パーク)
西武・松本航-オリックス・山﨑福也(ベルーナドーム)
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