カード3連勝目指しエース青柳が先陣
今日から甲子園で行われる阪神とDeNAの3連戦。オールスター前最後となるカードの初戦は阪神・青柳晃洋、DeNA・坂本裕哉が先発する。
阪神の青柳は、ここまで14試合に先発して両リーグトップの10勝(1敗)を挙げ、防御率1.37、勝率.909もリーグトップと、他の追随を許さない投球を見せている。前回登板した15日の中日戦では6回96球を投げ、6安打1失点で、チームを2-1の勝利へと導いた。
DeNA相手には今季2試合に登板して2勝0敗ながら、防御率は3.75と相性が良いとは言い切れない内容。牧秀悟に4打数2安打の打率.500、神里和毅には5打数2安打、1本塁打と分が悪い打者もおり、今日の登板では抑えることができるか注目だ。
チームは現在、借金3の4位。球宴前最後となるこの3連戦で3連勝すれば、勝率5割で前半戦を折り返すことができる。敵地・横浜では2度3タテを食らうなど5勝8敗と負け越しているDeNA戦。エースが先陣を切り、聖地・甲子園でこの借りを返したい。
坂本裕哉が2か月半ぶりに一軍で先発
一方、DeNAの先発・坂本はプロ3年目の今季、ここまで5試合に先発して0勝2敗、防御率6.38と不調で、5月5日の中日戦(4回4安打1失点)に登板した翌日、登録を抹消されていた。
ファームで調整を重ね、8試合に登板。直近では、7月5日のイースタンリーグ・巨人戦に先発し、5.2回103球を投げて6安打4失点(自責は3)だった。15日のヤクルト戦で一軍復帰予定だったが雨天中止となり、ファーム最終登板から中16日で一軍マウンドに上がる。
阪神戦は今季4月21日(横浜)に1度先発して、4回71球を投げて6安打5失点で降板。その後、味方が逆転してくれたため負けはつかなかったが、不本意な投球内容だった。
今回はその雪辱を期して、敵地・甲子園のマウンドへ。5カード連続勝ち越しと波に乗るチームの後押しを受け、今季初勝利を目指す。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・小川泰弘-広島・大瀬良大地(神宮)
【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-楽天・則本昂大(ベルーナドーム)
オリックス・宮城大弥-ソフトバンク・杉山一樹(京セラドーム大阪)
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