小川は3勝、村上は14本塁打35打点
プロ野球の6月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは小川泰弘と村上宗隆のヤクルト勢、パ・リーグは山本由伸と杉本裕太郎のオリックス勢が受賞した。
2018年6月度以来3度目の受賞となった小川は、4試合に登板してリーグトップタイの3勝、リーグ2位の防御率1.55と好成績。4試合中3試合でQS(6回以上自責点3以下)をマークするなど安定感抜群だった。
特に6月3日の西武戦では、セ・リーグ投手として初めて交流戦で本塁打を放ち、投げても8回無失点で勝利。月間19勝4敗で首位独走するチームに大きく貢献した。ヤクルト勢の投手部門での受賞は2019年8月度のブキャナン以来。
打撃部門は村上が文句なしだろう。23試合に出場して打率.410、リーグトップの14本塁打、35打点の驚異的な成績。月間35打点はセ・リーグ歴代3位タイで、長打率.940、出塁率.515をマークした。
6月24日の巨人戦で、アレックス・ラミレスを上回る球団新記録の332試合連続先発4番出場。文字通り、主砲としてチームを牽引した。ヤクルトの打者では、自身が受賞した2020年6、7月度以来で、村上は2度目の受賞となった。














