6月不調だったサイスニード

神宮球場で行われている首位ヤクルトと4位DeNAの3連戦。昨日の初戦はDeNAが接戦を制し、ヤクルトのマジック点灯を阻止した。
今日勝てばM53が点灯するヤクルトの先発はサイスニード。2年目の今季は11試合に登板して4勝2敗、防御率3.71の成績。5月は4試合で防御率1.88の好成績だったが、6月は3試合で防御率5.60と少し調子を落としている。
前回登板した25日の巨人戦(神宮)では5回9安打7失点(自責点5)で降板。試合前まで神宮では6試合で3勝0敗、防御率1.75だったが、この日は猛暑のデーゲームで修正がきかず、3本のホームランを浴びるなど大量失点でKOされた。
DeNAとは4月30日(神宮)に1度対戦して、6回92球を投げて4安打無失点に抑えている。通算でも5試合に登板して3勝無敗とお得意様にしている。
前回登板から中6日で再び本拠地のマウンドへ。月が替わって本来の調子を取り戻すことができるか。
昨季の燕戦防御率2.08だった濵口遥大
一方、DeNA先発の濵口遥大は今季、新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱していた影響もあり、ここまで6試合に登板して2勝3敗、防御率3.78と、いまいちエンジンのかかりが悪い。
前回登板した25日の広島戦(横浜)では、4回93球を投げて、6安打5失点でKOされた。3回二死から集中打を浴び一挙に5失点。4回に回ってきた打席で代打を送られ、試合から退いた。そこから中6日で今日の登板を迎える。
ヤクルトとは今季初対戦。昨年は2試合いずれも神宮で登板し、0勝2敗ながら防御率2.08と、相性は悪くなかった。被打率.156と抑えていたが、村上宗隆、中村悠平、西浦直亨の一発に泣いた格好だ。
今日の登板では不用意な一発を食らわないよう、細心の投球を心がけたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
中日・松葉貴大-阪神・伊藤将司(バンテリンドーム)
広島・森下暢仁-巨人・菅野智之(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-オリックス・山本由伸(札幌ドーム)
西武・B.スミス-ソフトバンク・東浜巨(ベルーナドーム)
ロッテ・小島和哉-楽天・辛島航(ZOZOマリン)
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