昨年9月の初対決では8回2安打2失点だった佐々木
ロッテの佐々木朗希が1日の楽天戦(ZOZOマリン)に先発する。前回22日の西武戦で96球を投げてから中8日。昨年9月10日(ZOZOマリン)以来2度目となる楽天・田中将大との投げ合いに注目が集まる。
佐々木はここまで12試合に登板して6勝1敗、防御率1.56。4月10日のオリックス戦で完全試合を達成して以降も間隔を空けて登板しながら好成績をキープしている。
今季の楽天戦は3月27日に登板し、6回4安打10奪三振3失点(勝ち負けつかず)。昨年は田中と投げ合って8回2安打2失点だった一戦を含めて3試合に登板し、1勝0敗、防御率1.35だった。相性は悪くないだろう。
ロッテは現在35勝36敗1分けで、勝てば勝率5割に復帰する。昨年の田中との対決ではチームはサヨナラ勝ちしたものの佐々木に白星はつかなかった。今回は次代のパ・リーグを担う右腕としてさらに成長した姿を披露し、「新旧交代」を印象付けられるか注目だ。
健在ぶりを示したい185勝右腕・田中
一方の田中将大は12試合に登板して4勝7敗、防御率2.92と負けが先行している。5月17日のロッテ戦から6連敗。特に6月17日のソフトバンク戦では4本塁打を浴びて5回12安打7失点と散々で、6月は月間防御率6.16と苦しんだ。
ロッテ戦は3試合に登板して1勝1敗、防御率2.42、与四球率1.42と安定している。リーグ最下位のチーム打率.220と波に乗れないロッテ打線を相手に感覚を取り戻したい。
昨年9月の佐々木との初対決では8回2失点で勝ち負けはつかなかった。ここまで日米通算185勝を挙げているレジェンド右腕。伸び盛りの「令和の怪物」の前で健在ぶりを誇示するような快投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・高梨裕稔-DeNA・今永昇太(神宮)
中日・大野雄大-阪神・青柳晃洋(バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地-巨人・M.シューメーカー(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-オリックス・山岡泰輔(札幌ドーム)
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