「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

通算3000投球回達成へヤクルト・石川雅規が先発 広島先発は本拠地防御率1.82のアンダーソン

2022 6/30 11:00SPAIA編集部
広島・アンダーソンとヤクルト・石川雅規,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

節目の記録まであと2.1回

広島・アンダーソンとヤクルト・石川雅規のインフォグラフィック


マツダスタジアムで行われている3位・広島と首位ヤクルトの3連戦。ここまでの2戦は村上宗隆が3本塁打を放つなど、2試合ともにヤクルトが快勝。13カード連続での勝ち越しを決めている。

そのヤクルトの先発は石川雅規。42歳のベテラン左腕は今季8試合に先発して、4勝3敗、防御率2.82と、ここまで好成績を残している。

前回登板した19日の広島戦(神宮)では、今季最長の7回91球を投げ、7安打、3失点。マクブルームと會澤翼に一発を打たれながらも、熟練の投球術で最少失点に切り抜け、神宮球場最多タイの91勝目を挙げた。そこから中10日空けて今日の登板を迎える。

プロ21年目、これまでに積み上げてきた投球回は2997.2。史上28人目の3000イニングまであと2.1回に迫っており、今日の達成はほぼ確実。節目の記録達成を白星で飾ることができるか注目だ。

前回対戦のリベンジなるか

一方、広島の先発は新外国人右腕のアンダーソン。ここまで7試合に先発して2勝2敗、防御率4.46、3試合でQS(6回以上自責点3以下)をマークしている。

前回登板した23日の阪神戦では5回97球を投げ、5安打、2失点も自責は0。勝敗こそつかなかったが、先発の役割は果たした。この試合含め、本拠地では5試合に先発して2勝0敗、防御率1.82の好成績を残している。

ただし、ヤクルト相手には5月15日に1度対戦し、5.2回102球を投げて、7安打、5失点。村上に一発を許すなど、唯一マツダで大量失点を喫している。今日はその雪辱を期してマウンドに上がる。

ここまで、1勝9敗1分けとなかなかヤクルトに勝てない広島。本拠地で3タテを食らうわけにはいかないだけに、助っ人右腕の目の覚めるような快投を期待したい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・東克樹-阪神・A.ウィルカーソン(横浜)

【関連記事】
プロ野球AI勝敗予想
秋山翔吾が広島入り、見えてきた通算2000安打への道
ヤクルト村上宗隆は令和初、史上8人目の三冠王なるか?歴代三冠王一覧