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5連勝中の広島は床田寛樹で燕撃ちへ 7試合連続HQS中のヤクルト小川泰弘と激突

2022 6/28 11:00SPAIA編集部
広島・床田寛樹とヤクルト・小川泰弘,ⒸSPAIA
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床田寛樹がストップ・ザ・スワローズに挑む

広島・床田寛樹とヤクルト・小川泰弘のインフォグラフィック


先週負けなしの5連勝で勝率5割に復帰した広島は、今日から本拠地マツダスタジアムで首位ヤクルトとの3連戦に臨む。

広島の先発は床田寛樹。今季は12試合に先発してリーグ2位タイの7勝(3敗)を挙げ、防御率もリーグ4位の2.44、QS(6回以上自責点3以下)も10度記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。

前回登板した21日の阪神戦では、7回98球を投げ、4安打2失点の快投。チームの連敗を5で止め、3位再浮上の立役者となった。

ヤクルト相手には4月に2度対戦。計9回を投げて防御率は5.00だが、13日の対戦時は6回1失点に抑えている。中軸を打つ山田哲人に4打数3安打1本塁打、村上宗隆に5打数3安打、オスナに4打数4安打と打ち込まれており、彼らをどう抑えるかが勝負のポイントとなりそうだ。

チームもヤクルト戦で1勝7敗1分けと、分の悪い戦いが続いている。5連勝中の勢いそのままにツバメも撃破することができるか。

エース小川泰弘が先発

一方、ヤクルトの先発は小川泰弘。ここまで11試合に先発して4勝3敗と勝ち星はついてきていないが、リーグ3位の防御率2.08をマーク。チームで唯一規定投球回以上を投げるなど、エースの名に恥じない活躍を見せている。

前回登板した21日の中日戦でも9回108球を投げ、2安打、1失点。延長戦に突入したため勝敗こそつかなかったが、7試合連続HQS(7回以上自責点2以下)となる力投で、チームを鼓舞した。

広島とは今季初対戦。昨年は2試合(先発は1試合)に登板して、4回3失点、3回4失点と相性が悪かった。

先週末、2位・巨人に2勝1敗と勝ち越し、ゲーム差は11に。最短で29日にもマジックが点灯する独走態勢となった。3位・広島をも飲み込み、早々に連覇へのカウントダウン開始となるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・髙橋優貴-中日・小笠原慎之介(山形)
DeNA・大貫晋一-阪神・西勇輝(横浜)

【パ・リーグ】
西武・松本航-日本ハム・上原健太(ベルーナドーム)
オリックス・宮城大弥-楽天・則本昂大(ほっと神戸)

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