ルーキーイヤーから3年連続で最多勝
1998年の夏の甲子園では決勝でノーヒットノーランを成し遂げ、春夏連覇を達成した松坂大輔。“平成の怪物”と称されてプロ入りすると、ルーキーイヤーから3年連続で最多勝に輝いた。2007年にはメジャーリーグに挑戦し、1年目から15勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇に貢献。06、09年のWBCでは侍ジャパンを世界一に導き、2大会連続でMVPに選出された。
日本球界復帰後は度重なる故障に悩まされるも、18年にカムバック賞を獲得。自身の限界までプレーを続け、21年に現役引退を決意した。
2005年には松坂が入団した1999年以降で、NPBトップとなるシーズン15完投をマーク。2004年からは3年連続で10完投以上を記録するなど、豊富なスタミナを誇った。試合終了までマウンドを守り抜く姿は多くの野球ファンの記憶に残っているだろう。