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西武#18 松坂大輔 限界まで投げ続けた「平成の怪物」【プロ野球去り行く戦士たちvol.13】

2021年限りで引退した西武・松坂大輔,ⒸSPAIA
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ルーキーイヤーから3年連続で最多勝

1998年の夏の甲子園では決勝でノーヒットノーランを成し遂げ、春夏連覇を達成した松坂大輔。“平成の怪物”と称されてプロ入りすると、ルーキーイヤーから3年連続で最多勝に輝いた。2007年にはメジャーリーグに挑戦し、1年目から15勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇に貢献。06、09年のWBCでは侍ジャパンを世界一に導き、2大会連続でMVPに選出された。

日本球界復帰後は度重なる故障に悩まされるも、18年にカムバック賞を獲得。自身の限界までプレーを続け、21年に現役引退を決意した。

1999~2021年NPB:シーズン完投数ランキング,ⒸSPAIA


2005年には松坂が入団した1999年以降で、NPBトップとなるシーズン15完投をマーク。2004年からは3年連続で10完投以上を記録するなど、豊富なスタミナを誇った。試合終了までマウンドを守り抜く姿は多くの野球ファンの記憶に残っているだろう。

通算成績:219試合 1464回1/3 1410奪三振

■プロフィール
15年目 41歳 投手
1998年ドラフト1位
横浜高-西武-レッドソックス-メッツ-ソフトバンク-中日-西武

■通算成績
219試合 114勝 65敗 1セーブ 1464回1/3 1410奪三振 防御率3.04

■主な獲得タイトル
最優秀防御率(03・04年)、最多勝利(99~01年)、最多奪三振(00・01・03・05年)、新人王(99年)、ベストナイン(99~01年)、沢村賞(01年)、ゴールデングラブ賞(99~01・03~06年)

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