智弁和歌山高からドラフト4位入団の右腕
広島の18歳・小林樹斗が今日1日のヤクルト戦(神宮)で初めての一軍マウンドに立つ。智弁和歌山高からドラフト4位で入団して1年目の右腕。150キロを超えるストレートが武器で、来季以降を見据えた大抜擢となった。
今季は体作りに多くの時間を割きながら、二軍で8試合に登板し、0勝2敗、防御率3.30。10月のみやざきフェニックスリーグでは3試合で19イニングを投げて防御率2.37と結果を出し、一軍デビューを勝ち取った。
相手はセ・リーグを制したヤクルト。怖いもの知らずの18歳が強力打線に立ち向かう。
優勝決定試合で勝ち投手になった高橋
ヤクルトの先発は高橋奎二。今季は13試合登板で4勝1敗、防御率2.42。優勝を決めた26日のDeNA戦で4番手として登板し、2回無失点で記念すべき白星を挙げた。
龍谷大平安高から入団6年目の24歳。左腕から繰り出す平均147.4キロのストレートとチェンジアップ、スライダー、カーブ、カットボールを駆使した思い切りのいい投球が身上だ。
中5日で迎える今季最終戦は、ポストシーズンを見据えた重要なマウンド。元AKB48・板野友美夫人との間に長女が誕生したばかりだけに、父親として、左腕エース候補として有終の美を飾りたい。
【関連記事】
・熾烈極めるセ本塁打王争い!3人同時キングなら2リーグ分立後初の珍事
・メジャーも重視する安定感示す指標K/BB、ヤクルト奥川恭伸が驚異的な数字
・ヤクルト優勝!2年連続最下位から頂点に立った最大の要因とは?