「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

M2ヤクルトは対De戦防御率2.93と好相性の高梨裕稔が先発 DeNA先発は8戦連続QS中の今永昇太

2021 10/26 11:00SPAIA編集部
DeNA今永昇太とヤクルト高梨裕稔,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

後半戦無敗の高梨

DeNA今永昇太とヤクルト高梨裕稔のインフォグラフィック


優勝へのマジックを「2」としているヤクルトは、今日のDeNA戦(横浜)で勝利し、阪神が中日に敗れると、6年ぶりの優勝が決まる。

この大事な一戦の先発を任されたのは高梨裕稔。22日の広島戦で先発予定だったが雨で流れたため、中10日で今日のマウンドに上がる。

ここまで11試合に先発して4勝1敗、防御率3.72の成績。前回登板した15日の巨人戦では、5回87球4安打3失点の粘投でチームの勝利に貢献した。これで後半戦は3戦2勝無敗と、優勝を争う大事な終盤戦で好投を続けている。

DeNA戦には3試合に先発して2勝1敗、防御率2.93と好相性だが、いずれも6回途中でマウンドを降りている。今回は、できるだけ長いイニングを投げて、リーグ2位の防御率3.24を誇る強力リリーフ陣につなぎたい。

本拠地最終戦を白星で飾れるか

一方、DeNAの先発は今永昇太。今季は18試合に先発して5勝4敗、防御率2.77の好成績。特に後半戦は、10試合で防御率2.20と安定感のある投球を続けている。

前回登板した19日の巨人戦では、6回112球6安打3失点。勝ちこそつかなかったが、これで8試合連続でのQS(6回以上自責点3以下)となった。

ヤクルト戦には今季3試合に登板して0勝3敗、防御率4.76と振るわないが、後半戦に対戦した8月15日と29日の対戦では、6.2回6安打3失点(自責2)、6回2安打1失点と、いずれもQSを記録する好投を見せている。塩見泰隆と村上宗隆から3三振を奪うなど奪三振率も9.00と優秀だ。

ただ、塩見、村上、山田哲人、サンタナ、中村悠平の主力打者には3割以上打たれている。今回も要所を締める粘りの投球ができるかが勝利へのカギとなりそうだ。

今日が本拠地最終戦。シーズン通して低迷したチームを支えてくれたファンに、勝利を届ける快投を見せたいところだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・青柳晃洋-中日・小笠原慎之介(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-西武・與座海斗(札幌ドーム)

【関連記事】
プロ野球AI勝敗予想
熾烈極めるセ本塁打王争い!3人同時キングなら2リーグ分立後初の珍事
活発なDeNA打線、牧秀悟が乗せれば3割打者5人!過去の達成チームは?

 コメント(0件)